JR九州は25日、筑肥線九大学研都市駅で実証試験を行ってきた軽量型ホームドアについて、2020年度中を目標に、筑肥線下山門~筑前前原間の各駅に本格導入すると発表した。

  • 九大学研都市駅に設置された軽量型ホームドア

同社は軽量型ホームドアの実用性を確認するため、2017年11月21日から筑肥線九大学研都市駅にて実証試験を実施してきた。このほど実証試験を終了し、軽量型ホームドアの本格導入を進めることになったとのこと。

軽量型ホームドアの試験期間中、大きなトラブルなどの発生はなく、利用客にも好評であったことから、実用性が高いと確認された。JR九州は今後、九大学研都市駅の当該ホームドアを取得し、2020年度中を目標に、筑肥線下山門~筑前前原間の全駅で軽量型ホームドアを設置する予定としている。各駅への具体的な設置時期などは詳細が決まり次第、告知される。