グローバルウェイは1月25日、「女性社員の年収が高い企業ランキング」を発表した。調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、2016年4月1日~2018年3月31日に企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に女性社員のユーザーから給与・残業情報が10件以上よせられた企業。

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    女性社員の年収が高い企業ランキング

ランキングの結果、1位「野村證券」(平均年収667万円)、2位「リクルートホールディングス」(同606万円)、3位「アクセンチュア」(同585万円)、4位「東芝」(同529万円)、5位「ソフトバンクグループ」(同521万円)、6位「三菱UFJ銀行」(同508万円)、7位「マイナビ」(同503万円)、8位「楽天」(同498万円)、9位「SMBC日興証券」・「富士通」(ともに同496万円)となった。

同調査では「多様な休暇制度や勤務制度、女性の活躍を後押しする各種研修制度など、女性が働きやすい環境づくりと女性活用推進に注力している点は、各社共通しているようだ」と分析している。

ユーザーからは「新卒の初任給でも24万円あり、収入は非常に高い。同業種企業や他業種企業と比較した場合でも、他社に比べると多いと認識しており感謝している。また学閥なども特になく、実力がある社員が評価される風土もあり満足度も高い」(野村證券/営業マネージャー/30代後半女性/年収1,500万円)、「報酬は妥当だと感じる。営業の場合はインセンティブがつくため、営業成績が良いほど収入も増える。中途入社のため、入社時の交渉により人によって年収額が異なる様子。管理職になれば手当もつくため、収入は大きく増える様子」(リクルートホールディングス/企画営業/20代後半女性/年収580万円)などの声が寄せられた。