アーキサイトは24日、独自配列の省スペースキーボード新シリーズ「Maestro(マエストロ)」を発表した。第1弾として、テンキーを備えたフルキーボードながら、本体サイズは一般的なテンキーレスキーボードのサイズに収めた「Maestro 2S」を、同日から販売開始した。価格はオープンで、量販店でのWeb販売価格は税込16,500円前後から。
Maestro 2Sはアーキサイトの独自キー配列で、テンキー搭載ながら省スペース化したフルキーボード。同社のテンキーレスキーボードから横幅を+25mmのサイズに抑えた。なお、Maestro 2Sの「2S」は、Space Savingの意味だという。
ソフトウェアを使わずにmacOS標準キーボードの配列/キー操作に近づけるモード「macOS風配列最適化モード」も特徴のひとつ。モードをオンにした状態では、マルチメディアファンクション(音量調節、再生/停止など)や、macOS特有のショートカットが使えるようになる。
機能面では、Windows・全角/半角キーロック機能や、6/Nキーロールオーバー(DIPスイッチのオンオフで切り替え)などを用意。このほかFnキーとの同時押しで、音量の調節、メディアの再生・停止といった操作が行える。
キースイッチにはCherry MXスイッチを採用。ラインナップは黒軸、茶軸、青軸、赤軸に加え、打鍵が静かな静音赤軸、反応が速いスピードシルバー軸、茶軸より重くクリック感のあるクリア軸の7種類に、それぞれ日本語102キー配列、英語98キー配列の計14モデルを用意する。
キーピッチは19mm。本体サイズはW385×D144×H21~38mm、重さは約1.16kg。インタフェースはUSBで、USB-AからUSB-Cへの変換アダプタが標準で付属する。