JR東日本はこのほど、2020年2月26日から「モバイルSuica」の年会費を無料化すると発表した。一方、フィーチャーフォン(ガラケー)やAndroidスマホの一部機種では、ログインをともなうサービスの提供を終了する。
-
JR東日本が「モバイルSuica」の年会費を無料化(写真はイメージ)
ガラケーやAndroidのスマートフォンで「ビューカード」以外のクレジットカードを登録して「モバイルSuica」を利用する場合、現在は年会費1,030円が必要。2020年2月26日以降、どのクレジットカードを登録しても年会費を無料とする。
ガラケーの全機種は、2020年2月25日または同年12月22日(機種により異なる)をもってログインをともなうサービスの提供を終了。Androidスマホの一部機種も、2020年12月22日以降はログインをともなうサービスを利用できなくなる。
これにより、クレジットカードによるチャージやオートチャージ、定期券・「Suica」グリーン券・「モバイルSuica」特急券の購入などができなくなる。これらの機種でも、電子マネーによる鉄道利用や買い物、店頭やJR東日本のモバイル端末対応「Suica」チャージ専用機での現金チャージなど、ログインを必要としないサービスは引き続き利用可能となる。
これらの機種で「モバイルSuica」を引き続き利用する場合、サービス終了日より前に現在使用している端末の「モバイルSuica」アプリから「携帯情報端末の機種変更手続き」を行った上で、「モバイルSuica」対応端末で手続きを行う必要がある。
なお、「モバイルSuica」特急券(モバトク / スーパーモバトク)のサービスは、2019年度末に予定されている新たな新幹線IC乗車サービスの開始に合わせて終了する。新サービスの開始日や価格などの具体的な内容は決まり次第、発表される。
※写真はイメージ。本文とは関係ありません。
