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【この記事のエキスパート】
文具ライター&フムフムハック編集長:やまぐち まきこ
年間300万PVを超える人気ブログ「フムフムハック」の編集長。
文房具を中心に“読んでフムフム・ワクワクする”コンテンツを発信。
雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍中。
「NIKKEIリスキリング」にて文具記事を執筆。
スケジュール管理や日々の記録に欠かせない「手帳」の選び方やおすすめ商品、ユーザーの口コミを紹介します。高橋やほぼ日、モレスキン、ジブン手帳、ロルバーンといった人気ブランドを中心に、2024年1月・4月始まり、ウィークリー、マンスリー、バーチカルタイプなどさまざまな商品を厳選!
自分に合う手帳はどう選ぶ?
デジタルが主となってきた現代でも、紙の手帳は根強い人気ですよね。
本屋や文具店にはさまざまな手帳がありますが、種類が豊富すぎて「自分に合う手帳が見つからない」「実際どんな機能があると便利?」など、何を選べばよいのか迷ってしまうことも。
そこでここでは、日記帳の基本的な選び方をご紹介します。ポイントは下記のとおり。
【1】手帳のタイプで選ぶ
【2】システム手帳or綴じ手帳
【3】サイズで選ぶ
【4】始まり月やいつまで使えるのかで選ぶ
【5】カバーの素材
【6】+aの機能で選ぶ
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】手帳のタイプで選ぶ
【エキスパートのコメント】
見た目の印象も大事ですが、やはり手帳は中身が重要。どんな中身のタイプを選ぶかによって使いやすさがだいぶ変わってきます。ここ数年は、ウィークリーやデイリーよりマンスリータイプの手帳の人気が高まっています。
仕事の職種やライフスタイルによっては、ウィークリーに細かい予定を記入する必要がなく、いざ使ってみたらあまり書き込む内容がない場合も。マンスリータイプとノートページに情報をまとめたり、マンスリータイプとサブ手帳を合わせたりして使う方も増えています。
マンスリータイプ
マンスリータイプは見開きで1カ月分を記載しているものが多く、仕事用・プライベート用どちらでも使いやすいです。また、カレンダー代わりとして使用する人も多いようです。
また、マンスリーだけの場合は軽量のため、持ち運びに便利です。
ただし、1日分の予定を書き込むにはマス目が小さすぎることが多いので、マンスリーとウィークリーのどちらも記載された手帳を選ぶといいでしょう。
週間ブロックタイプ(ウィークリー)
週間ブロックタイプは、見開きで8マスに分かれたフォーマットで、7日間の予定とフリースペースが書き込めます。ToDoリストや、毎日のちょっとしたメモや日記など1日ごとの書き込むスペースを広く取りたい方におすすめです。
週間バーチカルタイプ
週間バーチカルタイプは、時間軸で予定を立てたい人に向いています。横軸が1週間、縦軸が時間を表します。時間軸は7時~23時まで書けるものが一般的ですが、時間の目盛りは30分・1時間などメーカーや商品によってさまざまです。
秘書のお仕事や、営業など時間管理が必要なお仕事の方におすすめです。
週間レフトタイプ
週間レフトタイプは、左側に1週間分の予定を書き込めて、右側はフリースペースのフォーマットになっています。「日ごとの予定は1~2行程度でざっくり把握できればよし、フリースペースにしっかりメモを取りたい」という方や、メモもとりたいビジネスマンの方におすすめです。
週間ホリゾンタルタイプ
週間ホリゾンタルタイプとは、見開き1ページの左側に4日分、右側に3日分の予定を書き込む形式のもの。「セパレートタイプ」とも呼ばれ、1日分のスペースが広いので、デイリーの予定をしっかりと書き込みたい方におすすめです。
デイリータイプ
デイリータイプは、1日分のスペースが大きく取られているため、細かくスケジュール管理したい人におすすめです。
ただし、見開きで1週間程度しか確認できないものも多いので、長期的なスケジュール管理には向きません。日記やスクラップブック、家計簿をつける方に向いていますが、テストに向けた勉強や仕事のスケジュールを長期的に管理したいのであれば、マンスリーやウィークリーと併用するとよいでしょう。
【2】システム手帳or綴じ手帳
手帳には大きく分けて「システム手帳」と「綴じ手帳」の2タイプがあります。
それぞれに良い点があるので詳しく説明していきます。
また、商品自体に個性のあるものがたくさんあるので、自分に合った商品に出会うための参考にしてください。
自由度が高く、長く使うことができる「システム手帳」
カバーと中身が別になっており、リフィルの差し替えができるので中身を自由にカスタマイズできることがポイントです。長年同じものを愛用したい方や、中身をレイアウトしたい方、残しておきたい情報がある方には「システム手帳」がおすすめです。
しかし、カバーと中身を別で購入する必要があるため、綴じ手帳よりコストがかかってしまうかも。カスタマイズしているうちに厚みが出てしまい、かさばってしまうこともあります。
手軽で、軽量なものが多い「綴じ手帳」
システム手帳より比較的安価なものが多く手軽に使えることと、スリムで持ち運びやすいものが多いことがポイントです。
しかし、中身の差し替えができないので、レイアウトの自由度は低めです。毎年新しいものに買い替えたい方や、頻繁に持ち歩くので軽量なものが良い方には「綴じ手帳」がおすすめです。
【3】サイズで選ぶ
【エキスパートのコメント】
手帳のサイズは「移動しながら使うかどうか?」というのが大きなポイントになります。
仕事などで「持ち運ぶ」場合は、A4などの大きいサイズのものや、1日1ページでページ数が多く、重たいデイリータイプは長期的に使うとストレスに感じることも。職場や家庭など場所を決めて使う「置き手帳」の場合は大きさを気にせず選べますよ。
B7・A6・B6
手帳のサイズは持ち運びのしやすさに直結します。商談や打ち合わせで持ち運ぶ機会が多いなら、B7・A6・B6など小型サイズがおすすめ。
B7は、シャツの胸ポケットにも入れられるコンパクトなサイズです。なにかあったときにサッと取り出してすぐメモしたい人に。
A6は文庫本サイズ、B6は単行本サイズで、いずれもバッグのなかでかさばりにくく、持ち運びやすいサイズ感です。
A5・A4
自宅やオフィスでしか使用しないのなら、多少大きめのA5・A4でも◎。大きいサイズは、それだけ書き込めるスペースも多いので、細かくスケジュール管理したい人や日記やメモ代わりに使いたい人におすすめです。A5は教科書サイズ、A4はそれよりも大きい大学ノートサイズです。
【サイズの目安はこちら】
B7(91×128mm) …ポケットサイズ
A6(105×148mm)…文庫本サイズ
B6(128×182mm)…単行本サイズ
A5(148×210mm)…教科書サイズ
A4(210×297mm)…ノートサイズ
【4】始まり月やいつまで使えるのかで選ぶ
手帳の始まり月は、4月・10月・1月などがあります。「新しい年を迎えたタイミングで手帳を新しくしたい」という方には1月始まりがおすすめ。新年度のタイミングで学年が変わる学生さんは、4月始まりのものが使いやすいです。
また、1年用だけでなく、3年や5年用と長く使えるものもあります。ダイアリーとして使いたい方には、長期向けのスケジュール帳も検討してみてください。
【5】カバーの素材
さまざまな手帳カバーが販売されていますが、大きく分けて紙、布、革の素材があります。コスパや耐久性・使いやすさ重視など、それぞれの特徴について説明するので、自分の使い方に合った手帳選びの参考にしてみてください。
紙、布素材
コスパの良い、手軽に使えるものを探している方には、「紙、布」素材のカバーがおすすめです。比較的リーズナブルなものが多く、素材の性質上かさばりづらいのでコンパクトに持ち運びしやすいのが特徴。また、開閉がしやすく開ききることができるので、書き込みがしやすいのもうれしい点です。
しかし、逆に耐久性に関しては「合皮、本革」のものよりやや劣ります。持ち運ぶ際にカバーに傷がつき、劣化することもあるかもしれないので、なるべく気を付けておきましょう。
コスパ…◎
耐久性…△
合皮、本革素材
長く使えるものや、高級感のあるものを探している方には「合皮、本革」の素材がおすすめです。比較的耐久性が高く、持ち運びの際にもカバーが破れたりしづらく劣化しにくいため、持ち運ぶ頻度の多い方は「合皮、本革」の製品が使いやすいです。
しかし、紙や布素材のものと比べると比較的価格の高いものが多い印象です。合皮素材のものはそれほどではありませんが、本革を使用したものは価格が高めになります。また、しっかりと素材のものが多いので、かさばりやすいものも多いです。
コスパ…△
耐久性…◎
【6】+aの機能で選ぶ
最近ではスケジュールを綴るだけではない手帳が販売されています。
自分のことをより深く知ることのできる「人生の記録」ができるものや、テレワークのさいに便利な自宅でもオフィスでも利用しやすい「卓上カレンダー」になるもの、「家計簿」になるものまで、さまざまなものが販売されているので、自分の使い方に合った手帳を探す参考にしてください。
また、お気に入りのメーカーがあれば、メーカーで選ぶのもひとつの手ですね。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)