アサヒグループ食品は1月22日、「フォローアップミルクに関する調査」の結果を発表。調査は2018年11月30日~12月2日、20~40代の子育て中/もしくは子育て経験のある女性500名(フォローアップミルク利用の有無250名ずつ)を対象に、インターネットで行われた。
フォローアップミルクとは、満9カ月頃から3歳頃の子どもの牛乳や離乳食では摂りにくい栄養を補う粉ミルク。同社によると、この頃は動きも活発になり体も成長することから、体を作るための栄養がより必要になるとのこと。そのため、「フォローアップミルク」も3歳頃まで摂取するのが理想的だという。
そこで、フォローアップミルクの利用経験のある人たちを対象に、いつ頃まであげていたか聞いたところ、「1歳頃」(21.6%)、「1歳3か月頃」(48.8%)、「1歳6か月頃」(20.8%)と、およそ1歳~1歳半の時期が上位に。
やめたきっかけとしては、子どもが飲まなくなったなどの「実体験」(27.2%)が最も多く、次いで「ママ友からの口コミ」(16.4%)、「家族から言われた」(10.8%)と続いた。
離乳食時代に好き嫌いが多かったかどうか尋ねたところ、「多かった」(とても多かった+多かった+どちらかというと多かった)と回答した人は43.2%。「まったくなかった」という人は11.2%にとどまった。
子どもの離乳食への好き嫌いに対して、どのような対策をとったのか教えてもらったところ、「好きなものと一緒にあげた」(55.0%)や「調理の仕方を工夫した」(30.9%)が上位に。また、離乳食に関して困ったことを聞くと、「献立を考えるのが大変」(55.0%)、「用意をするのに手間がかかる」(50.6%)、「栄養価が不足しているような気がする」(38.4%)が上位に挙がった。
離乳食で困っていることのひとつに「栄養価が不足しているような気がする」が挙がったことを受けて、子どもに不足していると感じる栄養素を聞いた結果、「鉄」(64.6%)、「カルシウム」(57.6%)、「DHA」(40.8%)と回答した人が多かった。