ファーウェイのノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」は、超狭額縁ディスプレイを採用し、高級感あるボディにハイスペックを詰め込んでいます。13.9インチ液晶の本体はモバイルにも使えて、ビジネスからエンターテインメントまで幅広い用途で活躍します。

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    HUAWEI MateBook X Pro

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    超狭額縁のディスプレイ部が特徴の「HUAWEI MateBook X Pro」は、高級感ある仕上がりのフラッグシップモデルです

スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスにおいて、完成度の高い製品を数多く発売しているファーウェイのフラッグシップノートPCが「HUAWEI MateBook X Pro」(以下、MateBook X Pro)です。箱から製品を出したときの第一印象は「意外と持ち運びやすい」でした。

MateBook X Proは13.9インチの液晶ディスプレイを搭載した高性能ノートPCで、重さが約1.33kgと事前に調べていたため、モバイル用途でギリギリ使えるレベルの「デスクトップPCライクに使うハイスペックノートPC」というイメージを持っていました。ところが、実際はディスプレイサイズの割にはコンパクトで、さらに最近のモバイルノートPC並みに薄いため、十分に持ち運んで使えそう。いい意味で裏切られた感じです。

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■試用機の主な仕様 [製品名] HUAWEI MateBook X Pro [CPU] Intel Core i7-8550U(1.80GHz) [メモリ] 16GB LPDDR3-2133 [グラフィックス] NVIDIA GeForce MX150(GDDR5 2GB) [ストレージ] 256GB SSD(PCIe NVMe M.2) [光学ドライブ] 非搭載 [ディスプレイ] 13.9型LTPS光沢、3,000×2,000ドット、タッチ対応 [OS] Windows 10 Home 64bit版 [バッテリー駆動時間] 約15.8時間 [本体サイズ/重量] 約W304×D217×H14.6 / 約1.33kg [実勢価格(税込、2019年1月下旬)] 195,000円前後

特徴的なディスプレイ部をチェック

大画面でありながらコンパクトなサイズを実現している理由は、使ってみるとすぐにわかります。超狭額縁で、とにかくベゼルがほとんどありません。ファーウェイのスマートフォンではベゼルレスなデザインはおなじみですが、その技術が生かされているのでしょう。

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    画面占有率は約91%と、ほとんどベゼルレスなディスプレイ。タッチスクリーンとなっており、タブレットのような感覚で操作することもできます

画面占有率は約91%となっており、ディスプレイを見ているというより、空中に画面が浮かび上がっているようなイメージで、今までにないユーザー体験が味わえました。5~6インチクラスのスマートフォンとは違い、14インチクラスのディスプレイで超狭額縁はインパクトがあります。

MateBook X Proのディスプレイは、超狭額縁で薄いだけではありません。解像度は3,000×2,000ドット、260PPIと高精細で、色度域はsRGB 100%、最大輝度450nit(カンデラ/平方メートル)、コントラスト比1,500: 1と、高い性能です。さらに、10点式のタッチスクリーンとなっており、タブレットのようなタッチ操作も行えます。

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    液晶ディスプレイが開く角度はここまで

実際に使ってみると、写真や動画は美しく表示され、小さな文字も読みやすく(Windows 10のスケーリング設定にもよります)、長時間利用しても目の疲れが少ない印象です。タッチ操作も快適で、指紋も付きにくいため(完全に付かないわけではありませんが)、タブレットやスマホライクな使い方も問題ありません。画面の表面にはゴリラガラスを採用しており、耐衝撃性も高くなっています。

個人的には、人とPCをつなぐインタフェース部分がPCの使い勝手を決めると思っています。その意味でも、MateBook X Proのディスプレイ周りは非常に魅力的です。