JR西日本は22日、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」とのコラボレーションによるオリジナルラッピング列車「ハローキティはるか」を運行すると発表した。関西空港駅発着の特急「はるか」にラッピングを施し、1月29日の導入を予定している。

  • 「ハローキティはるか」外装デザインイメージ

特急「はるか」はJR西日本の特急形電車281系を使用し、京都~関西空港間を中心に、米原駅発着の列車や草津駅始発の列車も一部設定されている。

オリジナルラッピング列車「ハローキティはるか」は、「和のおもてなし」をテーマに自然の動植物をモチーフとした装飾と「ハローキティ」を組み合わせ、おしゃれな配色で新しい「和モダン」を感じさせるデザインとした。1月29日から導入される第1弾では、「はるか」車両1編成(6両編成)にラッピングを施し、車体にも使用される紺色を基調に、蝶や草花など自然をテーマとしたモチーフを使用。内装も各号車のドアや窓間などに外装デザインのアートを施し、乗車中でも同列車の世界観を楽しめるようにしている。

「ハローキティはるか」は今後も、コンセプトはそのままに、異なるデザインを施した第2弾・第3弾の導入を計画中とのこと。関西の玄関口「関西空港」、国内外の旅行者でにぎわう古都「京都」を結ぶ「はるか」を特別なデザインとすることで、「関西を訪れるお客様をおもてなしし、2018年6月にデビューした『ハローキティ新幹線』とともに新たな旅の体験をご提供します」とJR西日本は発表している。なお、通常の特急「はるか」(定期列車)として運行されるため、運転時刻は日によって異なり、運転のない日もある。

  • 「ハローキティはるか」は281系1編成(6両編成)にラッピングを施す

  • 客室内の窓間にも外装デザインのアートを施している

  • 車内のドア付近の装飾

  • 「ハローキティはるか」ロゴ

「ハローキティはるか」の導入に関連して、関西空港駅では2月5日から券売機をオリジナルデザインで装飾するほか、同日13~15時に「ハローキティ」も登場するウェルカムイベントが開催される予定となっている。