汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオンを保有、運用する特務機関NERV(ネルフ)の官給品として、ソニーとコラボレーションしたスマートウオッチ「wena」が支給されたようです。
……実際は、wenaの新モデル「wena × エヴァンゲリオン」コラボモデルが登場します。「NERV職員専用 官給品コンセプト」として、ブラック「WNW-SA-NERV/B」とシルバー「WNW-SA-NERV/S」の2モデルをラインナップ。1月22日(火)から予約を受け付け、1月29日の発売予定。それぞれ500台限定、ソニーストアでの価格は69,880円(税別)です。
今回のwenaは、以前にNTTドコモから販売された「エヴァケータイ」「エヴァスマホ」を手がけたスタッフによってデザインされています。軍用時計のリアリティとエヴァンゲリオンの世界観を重視したという、エヴァンゲリオンをテーマにした初のスマートウオッチです。
見どころはたくさんありますが、さりげないこだわりに注目。ベゼルのタキメーターに相当する部分には、エヴァンゲリオンの活動限界(5分)と、エヴァンゲリオンにバッテリーをつないだときの活動限界(30分)を示すバーがあります。
フェイスの3時位置には、曜日・日付とともに「NERF ONLY」の文字が。そして6時位置には、作品の舞台となった「第3新東京市」を示す「TOKYO III」の文字を小さくあしらっています。ベルトがNATOストラップなのもポイントのひとつ。交換用のシリコンラバーバンドも付属します。
フェイスバックに目を向けると、裏ぶたにはおなじみの「NERV」ロゴを刻印。ベルトのバックル部分には「NERVの管理番号」も入っています。専用の充電コネクターにも「NERV ONNLY」、専用パッケージも「取扱注意」「NERV ONLY」です。この専用パッケージも、ファンにはたまらない逸品ではないでしょうか。
ヘッド(時計部分)のケース素材はステンレススチール、ケースサイズは径40×厚さ11.2mm、風防はミネラルガラス、防水性能は5気圧、電池はSR927W(5年動作)となっています。
さて、スマートウオッチ部分「wena wrist」は、ベルト部分に「機能」を内蔵しています。これを「スマートウオッチ」と呼んでいいのかどうかは置いておいて、おもな機能は3点。電子マネー、通知、活動ログです。
通知機能は、スマートフォンとBluetoothでペアリングして利用します。wena wristは小型の有機ELディスプレイを備え、スマートフォンへの電話やメールの着信、電子マネー残高、歩数などを表示できます。活動ログの取得には、wena wrist内蔵のGPSと光学式心拍センサーを使います。