囲碁界で初の7大タイトル制覇を2度達成、国民栄誉賞を受賞した井山裕太棋聖。21日放送のドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合 毎週月曜22:25~23:10)では、「前人未到の偉業、その先へ ~囲碁棋士・井山裕太~」と題し、本人が2014年の密着VTRを振り返る。
2014年、頂点に上り詰める手前だった井山棋聖。「独創の碁」への強いこだわりを語り、日本代表として、世界一を決める国際トーナメントLG杯へ。しかし当時、実力世界一といわれた中国棋士に完敗してしまう。
それから約5年。井山は、LG杯で決勝進出するまでに躍進を遂げている。現在の井山は、5年前の自分をどのように振り返るのか。そして、独特の勝負哲学に変化はあったのか。AIの登場で激震する囲碁界の展望も交え、井山の現在地を見つめる。