俳優の高橋克典が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『庶務行員 多加賀主水が悪を断つ』が、2月10日(21:00~23:05)に放送される。
ロビーで困っている客に対応したり、ATMの使い方を案内したりする、銀行の“雑用係”=庶務行員である多加賀主水(高橋)が巨悪に斬り込むミステリーの第2弾。今回は「父親を銀行に殺された」と訴える小学生と出会った主水が、一家の再生のために奔走する。
アクション、コメディ、時代劇など、これまでさまざまなヒーローを体現してきた高橋は「引き続き、多加賀主水のキャラクター作りができるのはうれしかったですね」と第2弾に意欲を見せ、作品づくりにもより深く関わったことを紹介。当初、脚本にはなかった“立ち回り”を追加することを自ら発案し、「日曜夜の放送ということもあり、エンタテインメント作品として、時代劇のような本格的な立ち回りも入れました」という。
そして注目は、子役・寺田心くんの熱演。約4年ぶりの共演となった高橋は「ものすごく芝居がうまくなっていてビックリしました。一辺倒だった“子役の演技”から、完全に抜け出た感じがしました」と、その成長ぶりを絶賛する。さらに、「心はまだ10歳だけど中身は大人なので、『ちょっとお話していいですか?』とか『隣に座っていいですか?』とか言いながらコミュニケーションを取りに来るんですよ(笑)」と、撮影現場でのエピソードを語っている。