JR北海道は17日、外国語による案内サービスの充実を図るため、携帯式の対話型音声翻訳機「POCKETALK(ポケトーク) W」を道内の駅に試行導入すると発表した。
今回の携帯翻訳機の試行導入は、年々増加している北海道に訪れる外国人旅行者に対する言語面での案内サービスの充実を目的とし、きっぷや列車運行情報、沿線情報の案内などに利用するとのこと。
導入する駅は札幌駅・新千歳空港駅・小樽駅・南千歳駅・富良野駅・倶知安駅・登別駅・洞爺駅・新函館北斗駅の9駅で、導入台数は計12台。1月下旬から各駅に導入する予定で、同社は試行導入の状況を見て、以後の導入拡大を検討していくとしている。
導入する「ポケトーク W」は世界74言語に対応し、小型・軽量の手のひらサイズのAI通訳機。ボタンを押しながら話しかけるだけで、通訳がいるかのような対話が可能となる。