JR東日本は18日、春の期間(2019年3~6月の計122日間)に運転する増発列車の概要を発表した。ダイヤ改正が行われる3月16日以降、中央本線から富士急行線への直通列車として特急「富士回遊91・92号」を設定。土休日にE257系5両編成で運転される。
中央本線から富士急行線への直通列車は現在、金曜日に快速「富士山」、土休日に快速「ホリデー快速富士山」などが運転され、特急「成田エクスプレス」も土休日に1往復が河口湖駅まで乗り入れる。今回の発表では、春の期間中、特急「成田エクスプレス8・41号」は3月2・3・9・10日に河口湖駅まで乗り入れ、快速「富士山」は3月1・8日、快速「ホリデー快速富士山」は3月2・3・9・10日の運転とされた。
3月16日のダイヤ改正に合わせ、新宿~河口湖間では特急「富士回遊」がデビュー。使用車両はE353系3両編成で、毎日2往復運転され、新宿~大月間では特急「かいじ」と併結運転を行う。同じく3月16日、臨時列車の特急「富士回遊91・92号」も運転開始。使用車両はE257系5両編成(全車普通車指定席)で、土休日を中心に、ゴールデンウィーク期間中の4月27日から5月6日まで毎日運転を予定している。
運転時刻は「富士回遊91号」が新宿駅7時35分発・河口湖駅9時39分着、「富士回遊92号」が河口湖駅16時0分発・新宿駅17時59分着。新宿~河口湖間の途中停車駅は立川駅・八王子駅・大月駅・都留文科大学前駅・富士山駅・富士急ハイランド駅となる。「富士回遊91号」は定期列車の「富士回遊1号」より1時間近く早く新宿駅を発車。「富士回遊92号」は「富士回遊16号」と「富士回遊20号」の間の時間帯に運転される。