ブラザー販売は1月17日、インクジェットプリンタ「PRIVIO(プリビオ)」シリーズの新製品として、A4対応モデル(5機種)とA3対応モデル(3機種)発表した。
MFC-J1605DN
MFC-J1605DNは、2018年9月に発売された「ファーストタンク」シリーズ初の電話機付きA4インクジェット複合機。3月上旬より発売する。店頭予想価格は66,960円(税込)。
プリンタ / ファックス / スキャナ / コピー / 電話機能を備え、ファーストタンクシリーズとして大容量のインクカートリッジを採用。ブラザーの標準インクカートリッジと比較して、ブラックで約16本分、カラーで約10本分のインク量を使用できる。これにより、ランニングコストがA4モノクロ約0.7円、A4カラー約3.7円に抑えられている。
印刷速度はA4モノクロで約12ipm、A4カラーで約10ipm、ファーストプリント速度が従来モデルより5秒ほど高速化(約8.5秒で出力)。解像度は6,000×1,200dpiで、インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0に対応。本体サイズはW435×D402×H195mm、重さは約10kg。
MFC-J998DN / MFC-J998DWN
MFC-J1605DNから大容量インクカートリッジを省略したモデル。電話の子機が1台の「MFC-J998DN」と子機が2台の「MFC-J998DWN」の2モデルを用意。店頭予想価格(税込)は、MFC-J998DNが45,360円、MFC-J998DWNが56,160円。
ランニングコストは、A4モノクロ約2.7円、A4カラー約8.4円で、本体サイズはW400×D402×H171mm、重さは約9.3kg。そのほかの仕様は「MFC-J1605DN」とほぼ共通。
MFC-J738DN / MFC-J738DWN
MFC-J998からいくつかの機能を省いたエントリーモデル。電話の子機が1台の「MFC-J738DN」と子機が2台の「MFC-J738DWN」の2モデルを用意。店頭予想価格(税込)は、MFC-J738DNが32,940円、MFC-J738DWNが43,740円。
省略された機能は、ADF、多目的トレイ、自動両面プリント、レーベルプリントなど。印刷速度はA4モノクロで約12ipm、A4カラーで約8ipm、インタフェースはIEEE802.11b/g/n無線LANとUSB 2.0のみとなる。本体サイズはW400×D341×H151mm、重さは約7.2kg。そのほかの仕様は「MFC-J998」とほぼ共通。
MFC-J5630CDW
MFC-J5630CDWは、設置面積がコンパクトになったA3インクジェット複合機。2月上旬より発売する。店頭予想価格は43,200円(税込)。
プリンタ / ファックス / スキャナ / コピー機能を利用でき、約15万ページの印刷に耐える高耐久性を従来モデルから継承。原稿読み取りサイズはA4サイズになり、設置面積のコンパクト化を図った。本体色は白系に刷新している。
プリンタドライバは専用のものを用意し、運送会社が提供する送り状に対応。送り状印刷の作業が簡略化できる。ランニングコストはA4モノクロ約1.3円、A4カラー約6円で、印刷速度はA4モノクロで約22ipm、A4カラーで約20ipm。
解像度は1,200×4,800dpiで、インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0に対応。本体サイズはW530×D398×H304mm、重さは16.8kg。
MFC-J6583CDW
MFC-J6583CDWは、原稿台がA3サイズのモデル。価格は44,280円(税込)。原稿台がA3対応となったことで、MFC-J5630CDWと比べて設置面積が一回り大きい。本体サイズはW575×D477×H305mm、重さは19.8kg。そのほかの仕様は「MFC-J5630CDW」とほぼ共通。
MFC-J6983CDW
MFC-J6983CDWは、1回の紙送りで両面を読み取る両面同時スキャンにも対応するモデル。価格は62,100円(税込)。用紙カセットが2段となっており、別の種類の用紙を250枚ずつセットしておける。本体サイズはW575×D477×H375mm、重さは23.4kg。そのほかの仕様は「MFC-J5630CDW」とほぼ共通。