JTは1月17日、低温加熱型のたばこ用デバイス「プルーム・テック・プラス」ならびに高温加熱型たばこ用デバイス「プルーム・エス」を発表した。
加熱式たばこは“温度”で選ぶ時代に突入!?
これまで加熱式たばこは、紙巻たばことの比較において「健康懸念物質が少ない」「燃焼にともなう煙がない」といったイメージでひとくくりに捉えられがちであった。しかし、同じ加熱式たばこでも、加熱する“温度”によってそれぞれの特徴は異なるのだ。
そこで同社は、加熱式たばこの楽しみ方の多様な選択肢をユーザーに提供するべく、「低温加熱型」と「高温加熱型」2カテゴリーの製品を開発した。
「プルーム・テック」に吸いごたえをプラス
低温加熱型の「プルーム・テック・プラス」は、クリーンなのにパワフルな吸いごたえを実現している。「プルーム・テック」のニオイの少なさはそのままに、たばこ葉とたばこベイパー(たばこ葉由来の成分を含む蒸気)を増量。
専用リフィルは、レギュラー2種・メンソール2種の全4種をラインアップ(各500円)。従来の「プルーム・テック」は多彩なフレーバーとクリアなたばこの味わいが特徴であったが、「プルーム・テック・プラス」は、よりたばこらしい奥深い味わいが楽しめる。
「プルーム・テック・プラス」は、90分ほどのフル充電で約250パフ(1パフ=1吸い)の使用が可能。1カプセルあたりのパフ数は約50で、このあたりは「プルーム・テック」から据え置きのようだ。価格は、本体バッテリーや充電器などを内包するスターターキットが4,980円となっている。
「メビウス」らしい味わいを追求
高温加熱型の「プルーム・エス」は、JT独自の「リアル香味製法」と最適な加熱温度設定により、同社の紙巻たばこ「メビウス」に近い味わいをお届けする。専用リフィルは3種を展開(各480円)。
高温加熱型特有のニオイも低減した「プルーム・エス」。フリーハンドで描かれたような柔らかいカーブのデザインと、手にしっくりなじむマットな質感も印象的だ。
「プルーム・エス」は、90分ほどのフル充電で約10本を使用可能。加熱の待ち時間は約40秒で、1本あたりのパフ回数は14回(約3分30秒)となっている。価格は、スターターキットが7,980円。
両商品ともに、発売は1月29日を予定している。全国のプルーム専門店24店と、オンラインショップで購入が可能。専門店では25日の正午より予約受付を開始し、29日正午に販売を開始する。オンラインショップでは、29日の正午から先着販売を実施。
※価格はすべて税込