東武鉄道は17日、東上線で「青い鳥号」として親しまれた50090型「ブルーバード号」ラッピング車両が2月上旬をもって運行終了することを受け、東武線主要駅にて「ありがとう50090型ブルーバード号記念乗車券」を2月2日に発売すると発表した。

  • 「ありがとう50090型ブルーバード号記念乗車券」台紙中面

50090型「ブルーバード号」ラッピング車両は、かつて東上線で活躍した行楽列車「フライング東上号」のリバイバルカラー車両として2015年11月から運行開始した後、2017年1月からヘッドマークと側面の羽デザインを変更し、当時は臨時特急として運行された「ブルーバード号」のリバイバルカラー車両として活躍してきた。

今回発売される記念乗車券は、池袋駅・小川町駅からの片道乗車券2枚組で、昔懐かしい硬券仕様とした。台紙は見開き型で、「フライング東上号」として活躍した当時の情報誌や、50090型「ブルーバード号」として東上線沿線を走行する写真などがデザインされている。2月2日から3月3日まで、3,000セット限定(1人5セットまで)で販売され、発売額は1セット500円(税込)。売り切れ次第終了となる。

  • 「ありがとう50090型ブルーバード号記念乗車券」台紙表面

  • 「ありがとう50090型ブルーバード号記念乗車券」台紙裏面

発売当日の2月2日、「ありがとう50090型ブルーバード号」の臨時列車も運行される。池袋駅10時2分発・森林公園駅11時10分着(途中停車駅なし)で運行され、普通乗車券のみで誰でも乗車可能。池袋駅南口駅前広場で8時30分から9時30分までに先着2,000名限定で配布される引換券を持って乗車した人を対象に、特典として「ありがとう50090型ブルーバード号 記念乗車証」を森林公園駅北口駅前広場で11時15~45分に配布する。