かんき出版は1月21日、『社会人1年目の仕事とマナーの教科書』(税込1,404円)を全国の書店・オンライン書店など(一部除く)で発売する。
同書の著者は、これまで30年にわたり新入社員指導を行ってきた古谷治子氏。指導実績はのべ50万人以上になるという。
同書では、ビジネスの基本についてわかりやすく丁寧に解説。「会社ってどういうところ?」から始まり、会社の仕組みや社会人が持つべき6つの意識などから説明する。社会人としての身だしなみから挨拶、正しい敬語の使い方、早退や遅刻についてなど基本的なビジネスマナーを詳しく解説している。
スマートフォンやSNSなど近年の傾向も考慮したうえで、「固定電話の出方」「メール文の書き方」なども紹介している。電話ならシチュエーション別に対応を紹介し、メールでは文例をあげてポイントをまとめた。コミュニケーションでは、どんな場面でも役に立つフレーズを豊富に掲載している。
また、学生バイトでは許されていても、社会人としてはNGなマナーや作法も存在する。なぜそのようなマナーが必要なのかも説明しているので納得しやすく、場面に応じて応用することもできるという。
そのほか、一目置かれる仕事の進め方、効率を上げる工夫から「接待・社内飲み会でのマナー」や「冠婚葬祭のルール」など社内外での人付き合いの方法なども、きめ細かく取り上げている。
これから社会人としてスタートする新入社員はもちろん、もうワンステップ飛躍したいと思っている若手ビジネスパーソン、「今さら誰かに聞けない」という中堅社員にも役立つ社会人のバイブルになる一冊としている。