鉄道博物館(さいたま市)は16日、企画展「貨物ステーション ~カモツのヒ・ミ・ツ~」に合わせ、2月9~24日に「カモツのま・つ・り」を開催すると発表した。JR貨物EF65形式直流電気機関車の特別展示をはじめ、多数のイベントを実施する。
「カモツのま・つ・り」では、目玉イベントとしてJR貨物EF65形式直流電気機関車を期間限定で特別展示するほか、コキ50000形式コンテナ車のコンテナ開閉実演、DD13形式ディーゼル機関車の運転台公開、レムフ10000形式冷蔵緩急車の車掌室特別公開などを実施。EF65形の特別展示では、ヘッドマークの付け替え展示も行われるほか、高崎線を走る貨物列車に手を振るとノベルティグッズがもらえるイベントも実施される。
その他、学芸員と一緒に館内を巡りながら貨物輸送の特色や変遷を紹介する「『カモツのヒ・ミ・ツ』スペシャルガイドツアー」、鉄道博物館所蔵の貨物関連資料ミニ展示、西日本豪雨災害を受け運転された「迂回貨物列車の記録」映像(DVD)の上映なども行われる。
鉄道貨物協会のマスコットキャラクター「エコレールマークちゃん」も登場。エコレールマークについて学べるパズルゲーム、貨物駅のお仕事体験と撮影会、貨物列車運転士の子供制服記念撮影、貨物オリジナル缶バッジ作り体験、Nゲージ入門者向けセットを使って鉄道模型でコンテナ貨物列車を走らせるワークショップなど、大人からこどもまで楽しめるイベントも用意される。
「カモツのま・つ・り」は2月9~24日に開催。すべてのイベントにおいて、入館料のみで参加できる。なお、イベント開催期間中の火曜日(2月12・19日)は休館日となる。