タレント事務所・ホリプロ主催の男性限定オーディション「HORIPRO MEN'S STAR AUDITION~未来のスターはキミ? それとも隣のカレ?~」決勝大会が13日、都内で行われ、群馬県出身で中学3年生の鍛冶原日向(かじはら ひゅうが)さん(14歳)がグランプリに輝いた。
同コンテストは、タレント事務所のホリプロが主催する8年振りの男性限定オーディション。応募総数6,468人の中から第1次書類選考を通過した者が仙台、東京、大阪、福岡の4都市で第二次審査を実施。それを勝ち抜いた12人が最終審査を行い、選ばれた8人がこの日行われた決勝大会で演技審査と自己PR審査に臨み、群馬県出身の鍛冶原日向さんがグランプリに選ばれた。
名前を呼ばれて、信じられないというような表情をした鍛冶原さんは「名前を呼ばれても実感がありませんでした」と明かし、「時間が経つと自分がグランプリになったんだという実感が増してきます」としみじみ。応募の動機は母親とお姉さんが同コンテストの存在を教えてくれたそうで、「自分がコンテストで何をすればいいのかと悩んでいた時に親身になって相談に乗ってくれたので、一番感謝しています。(コンテストでは)とにかく笑顔で自分自身を出すようにと言われました」と家族に感謝の言葉を口にし、アピールポイントを「自分で言うのも恥ずかしいですが、笑顔とお調子者なところかなと思っています」とあげた。
そんな彼はグランプリ特典として賞金50万円のほか、2020年に公開&放送される映画と連続ドラマ(WOWOWで放送)の連動企画、藤原竜也主演『太陽は動かない』に出演することも決定。すでに吉田修一の原作を読んだそうで、「自分がその役になりきれるようにしっかりと勉強して監督さんから色んなことを学んで最高の作品が出来るように頑張っていきたいと思います」と気合十分で、共演する藤原については「小さい頃から憧れている方との共演なので、本当にうれしいです」と今から共演が待ち遠しい様子。その藤原を尊敬しているといい、「演技力がすごくですし、悪役からコメディーまで幅広いですよね。自分が目指している俳優像にピッタリです」と話していた。