メディプラスはこのほど、「新年の目標」に関する調査結果を明らかにした。これは2018年3月7日~17日、20~69歳の男女14万人を対象にインターネット調査で実施した「ココロの体力測定2018」の結果をもとに分析したもの。
「ココロの体力測定2018」は、厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」をもとに独自加工して、点数化している。今回は、厚生労働省ストレスチェックに基づいた高ストレス女性(77点以上)と、低ストレス女性(39点以下)を抽出し、新年の目標を比較した。
その結果、高ストレス女性は1位に「断捨離」(18.7%)、3位に「片付けられる人になる」(15.8%)など、整理整頓に関するものがランクイン。一方、低ストレス女性の1位は「運動を始める・続ける」(16.7%)、2位は「規則正しい生活」(16.5%)など、生活スタイルの改善が上位に入っている。
高ストレス女性の11~30位を見ると、20位に「病気を治す」(12.2%)、22位に「ケガを治す」(11.6%)がランクインしている。体が辛いことで、さらにストレスにもなっていることがわかった。
17位の「年収を上げる」(13.3%)は低ストレス者も28位にも入っているが、割合には2倍近くの差が見られた。27位の「仕事で成功する」(10.2%)とあわせると、キャリアにも意欲的であることもわかった。
低ストレス女性の11位~30位を見ると、14位に「海外旅行をする」(11.0%)、22位に「語学の勉強をする」(8.1%)、23位に「何か新しいことをする」(8.1%)がランクインしており、知識や経験を磨くことを目標にしている人が多かった。
お金に関しては、高ストレス女性で17位にランクインした「年収を上げる」は28位だった。それよりも「資産運用をする」を回答した人が多く、高ストレス女性とは異なった傾向が見られた。