女優の清原果耶が12日、埼玉スタジアムで、応援マネージャーを務める『第97回全国高校サッカー選手権大会』準決勝の試合前に応援ダンスを披露した。

  • 『第97回全国高校サッカー選手権大会』応援マネージャーの清原果耶

14代目応援マネージャーの清原は、新たな試みとして、大会の応援歌・Mrs. GREEN APPLEの「僕のこと」に乗せてダンスで応援するという「応援ダンスムービー」企画を展開。そして、全国大会5年連続出場の神奈川県立横浜平沼高校ダンス部とともに、約3分にわたってそのダンスを準決勝の試合前にパフォーマンスした。

東京都心で初雪を観測するほどの冷え込みの中、埼玉スタジアムでもダンス披露直前に雪が降り始めたが、パフォーマン後に取材に応じた清原は「踊り始めたときにすごい降ってきて、『どうしよう!?』って一瞬焦ったんですけど、その雪の冷たさも吹き飛ばすくらいの応援をダンスに込めて踊れたかなと思っているので、その思いが伝わっていれば幸いです」と安堵の表情。

普段の芝居とは全く違う緊張から、前夜も眠れなかったそうで、「出すもの全部出し切ろうという気持ちでフィールドに立たせていただいたんですけど、曲が始まってから数秒くらいで周りの音が聴こえなくなってしまったんです。(振り付けプロデュースの)shojiさんにそれを伝えたら、『それはもうダンスに入り込めていたからだよ』という言葉をかけてくださいました」といい、「ダンスを踊ってる時間が一瞬で通り過ぎてしまって、もっともっと充実した時間を噛み締めながら踊りたかったなっていう思いもあったりするんですけど、そんな余裕はなかったですし、何より熱い思いを込めて踊れたかなという手応えは私自身もダンス部の皆さんもあると言っていたので、それはそれで良かったのかなと思います(笑)」と、笑顔で自分たちのダンスに合格点をつけた。

ダンス部のメンバーとは、2カ月の期間にわたり一緒に取り組んだ仲間となり、「合同練習は数回しかなかったんですけど、そのたびにそれぞれが持ってきたダンスをぶつけ合ってアドバイスしたりとかもさせていただいたので、すごく充実した時間で、本当に部活動をやっている感覚でした」と回想。本番を終え、控室で「楽しかったですね」「充実した時間をありがとうございました」と言葉を交わしたそうで、「皆さんテスト勉強をしなきゃいけない中、時間を割いて練習してくださっていたので、本当に感謝でいっぱいです」と思いを述べた。

『第97回全国高校サッカー選手権大会』は、きょう12日に準決勝、そして14日にいよいよ決勝戦(日本テレビ系で14:00~中継)。清原は、応援マネージャーとして「皆さんたくさんの思いだったり気持ちを詰めて、技術面も追究しての試合だと思うので、仲間を信じて今までやってきたことを全力でフィールドで出していただけたらと思います」とメッセージを寄せた。