1月18日にNHK総合でスタートするドラマ10『トクサツガガガ』(全7回 毎週金曜 22:00~22:44)の試写会が9日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の小芝風花が、寺田心、松下由樹とともに出席した。

NHK総合のドラマ『トクサツガガガ』の試写会に出席した寺田心、小芝風花、松下由樹(左から)

特撮をこよなく愛する隠れオタクであるOLの仲村叶を、主演の小芝風花が熱演した同ドラマ。日常生活で直面する「あるある」な壁に葛藤しつつも、前向きに奮闘する彼女の姿をコミカルに描く。

同ドラマで連ドラ初主演を務めた小芝は「連ドラ主演も初めてでプレッシャーもありました。特撮に触れたことがなくて不安もたくさんありましたが、お母ちゃん(松下由樹)やダミアン(寺田心)を含めたキャストやスタッフの皆さんに支えられてすごく楽しく撮影することができました」と満面の笑みを浮かべた。

この日登壇した共演者の印象を問われ、役柄的に同じ特撮好きで仲良くなる小学生のダミアン役を演じた寺田とは「公園のシーンが多くて指遊びやあっち向いてホイとかしたりして遊んでました。めちゃくちゃ可愛かったです」と撮影以外でも仲良く遊んでいたそうで、「大人気なく勝ってました。すみません(笑)」と寺田に謝罪する一幕も。

母親役の松下については「特撮に反対してバチバチしているところがあり、大人になってからもお母ちゃんにおびえています。2話でお母ちゃんの何とも言えない圧の怖さが面白いので、2話以降も楽しんでいただければと思います」と見どころのポイントをあげ、松下も「特撮が大嫌いという役柄なので、最強の悪役を演じています)」と笑みを浮かべていた。

また、演じたキャラクターとは異なり、幼い頃から何かにハマったことがないという小芝は「記憶にあるのが、幼稚園の時の『アンパンマン』で止まっています。今回の仲村叶のように、熱中できるものがあることは羨ましい気持ちが強くありますね」と語りつつ、「今回、こういう作品に携わって、特撮カッコいいな! と思い、これから熱中できるものになったらいいなとやっと見つけられそうな感じがしています」と特撮に興味を示していた。