Lenovoは1月8日(米国時間)、米ラスベガスで開催されるCES 2019にあわせて、有機ELディスプレイが選択できる15型2in1 PC「Yoga C730 with AMOLED」を発表した。

  • Yoga C730 with AMOLED。写真のディスプレイは右半分がAMOLEDとなっており、鮮やかさが強調されている

Yoga C730 with AMOLEDは、パネルが360度回転するコンバーチブルタイプの15.6型2in1 PC。LenovoのノートPCシリーズの多くはCPUやGPU、パネルなどの構成パーツを選択できるが、このYoga C730 with AMOLEDでは、4K解像度のAMOLED(有機EL)パネルが選べることが最大の特徴だ。同社は4K 有機ELパネルの搭載で「より鮮やかな映像体験をもたらす」としている。

スマートフォンでは広がりつつある有機ELだが、ノートPCでの採用は(13インチモデルを中心に幾つか見られるものの)多くはない。なお、今回のCES 2019では、1月6日(米国時間)に米HPが15インチ以上のノートPCで世界初の有機ELパネル搭載ノートPC「HP Spectre 15 x360」を発表している。

  • 生体認証機能Windows Helloや、手書き機能Windows Inkにも対応する

プロセッサには第8世代Intel Coreを採用する。また、音響面では、Dolby Atmosに対応したJBLスピーカーを内蔵し、MicrosoftのパーソナルアシスタントCortanaや、Amazonの音声アシスタントAlexaにも対応する。

発売時期は2019年3月を予定。限られた地域での販売となっており、具体的な販売地域や価格、詳細な仕様などは明かされていない。