ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』シリーズなどで知られるフジテレビの増本淳プロデューサーが、1月8日付で同局を退職した。今後はフリーとして、ドラマ・映画のプロデューサー・脚本家として活動していく。
増本氏は、山下智久主演のドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』を立ち上げ、2017年までに3シーズンをプロデュース。昨年には『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』が公開され、興行収入92億円超で2018年の国内公開映画1位、邦画実写作品としても、過去15年で最大のヒットを記録した。
増本氏は、今回の退職にあたり「2003年に初めてプロデューサーを任せていただいて以来、15年間にわたり番組作り、映画作りに携わらせていただきました。その間、フジテレビは私を守ってくれる確かな存在で、感謝の想いは言葉に尽くしがたいものがあります」と、これまで所属してきたフジへの思いをコメント。
その上で、「私はそのフジテレビを離れ、フリーのプロデューサー、脚本家としてエンターテイメント業界に関わることを選択いたしました。今後は、フジテレビを含め、さまざまな方々とチームを組み、新たな挑戦に邁進していきたいと考えております。より厳しい環境に身をおくことになりますが、ものづくりへの意欲はこれまで以上に高まっております。変わらぬお力添えを頂戴できれば幸いです」とメッセージを寄せた。今後も引き続きフジを含め、映像業界での活躍が期待される。