元イングランド代表のサッカー選手ウェイン・ルーニー(33)が、公然酩酊罪および悪態によってアメリカで逮捕された。D.C.ユナイテッド所属のルーニーは、昨年12月16日にバージニア州で警察に拘留されていたというが、罰金などを支払った上で保釈されたようだ。
裁判所の文書によれば、公衆の場で泥酔し、悪態をついていたとされるルーニーは、25ドル(約2700円)の罰金のほか、91ドル(約9800円)の手続費用を求められ、1月4日に支払ったとされているほか、最高250ドル(約2万7000円)の罰金刑を科されるクラス4の軽犯罪の罪に問われている。
ルーニーはサウジアラビアのリヤドで行われたF1の観戦からアメリカに戻ってきた際にダレス国際空港で逮捕されたと見られている。
これを受け、所属チームであるメジャーリーグサッカーのD.C.ユナイテッドは、次のようなコメントを出している。「ウェイン・ルーニーが12月に逮捕されたという報道がされていることは認識しています。メディアがこの件に関して興味を持つのは理解しますが、ウェインにとって個人的なことでありますので、D.C.ユナイテッドは内部で取り組む予定です。この件に関して今後のコメントは控えさせていただきます」
ルーニーは2017年9月にイングランドのチェシャーで飲酒運転していたところを警察によって発見され、2年間の免停処分にあっていた。当時、自分の罪を認め、「人とは時に過ちを犯すものです。僕はそれを正直に認めます。過ちを犯してしまったんです。自分が馬鹿な過ちを犯したことにすぐに気づきましたが、前進していかなければなりません。僕には子供もいますし、こんなことを見せるのは子供にとっても決して良くありませんので、このことを教訓に前進していくつもりです」とコメントを出していた。
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