女優の北川景子が主演する日本テレビ系ドラマ『家売るオンナの逆襲』(9日スタート、毎週水曜22:00~)で、16日に放送される第2話にゲスト出演する泉ピン子の役柄が判明した。

北川景子(左)と泉ピン子=日本テレビ提供

北川演じる天才的不動産屋・三軒家万智が、顧客の問題を解決しながら、華麗に家を売りまくる同作。泉が演じるのは、超気まぐれな高齢のひとり客・神子巴だ。

契約直前でクレームをつけてドタキャンを繰り返すモンスター客だが、その正体はなんと、ネットカフェで暮らすおばあさん。神子が十分な預金を持ちながらもネットカフェに住んでいる理由とは。そして、『家売るオンナ』史上最強最悪のゲストに、三軒家は一体どんな家を売るのか…。

撮影では、第1シリーズからいたレギュラーメンバーのように溶け込み、現場を盛り上げていた泉。日テレの連ドラ出演は18年ぶりとなるが、NHK大河ドラマ『西郷どん』で共演した北川が、泉が『家売るオンナ』を見ていたと聞いて、オファーに至ったという。

泉は「(北川)景子さんが『家売るオンナ』のパート2をやると話していて、ぜひ一緒にやりたいと思って、今回参加させていただきました」とコメント。また、「脚本が面白かった! (自分が演じた)おばあちゃんの役が面白くて、よく書けていると思いました。実際に現場に来て、NGは出せないという気持ちでやりました。終わってホッとしています」と振り返りながら、「孤独死はとても現実にある話で、1人で住んでいる方にとっては、非常に考えさせられるセリフばかりだと思います」と予告した。

小田玲奈プロデューサーは「オファーをする前から勝手にピン子さんに当て書きをして、このネットカフェババアの話を作りました。金持ちクレーマー客でありながらネットカフェで暮らす悲しき老婆…こんなぶっ飛んだ役をやっていただけるのか心配でしたが、面白がってくださり、出演していただけることになりました」と経緯を説明。実際に演技を見て、「想像以上に強くて儚くて…素晴らしかったです。特に三軒家万智と向き合ってバチバチのシーン! 家売るオンナがこんなイイ形で戻って来れたことを実感し、胸が熱くなりました」と興奮気味に語っている。