テレビ朝日は4日、2018年10月クール(10~12月)の全日平均視聴率が全局1位になったと発表した。同局がクールで全日1位を獲得するのは、13年4月クール以来5年半ぶりで、14年1月クールから続いていた日本テレビのクール連続3冠を19クールで止めた。
テレ朝の18年10月クールの全日(6~24時)平均視聴率は7.8%。なお、18年9月が7.7%、10月が7.7%、11月が7.7%、12月が7.8%で、4カ月連続で月間視聴率全日首位となった。
この結果はドラマの貢献が大きく、『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』は全平均15.8%、『相棒season17』は15.5%、『科捜研の女』も12.5%をマーク。バラエティでも、10月スタートの『ナニコレ珍百景』が19時台平均11.3%、『ポツンと一軒家』が平均14.1%と、激戦の日曜ゴールデンタイムで健闘した。
特番も、『MUSIC STATION ウルトラFES 2018』(9月17日、14.9%)、『林修の今でしょ!講座3時間SP』(11月20日、13.9%)、『M-1グランプリ2018』(12月2日、18.8%)、『決定版!日本の名曲グランプリ』(12月19日、13.8%)、『ミュージックステーションスーパーライブ2018』(12月21日、13.8%)、『ビートたけしの超常現象Xファイル』(12月22日、12.0%)、『テレビ朝日開局60周年記念超豪華!!最初で最後の大同窓会!8時だJ』(12月29日、13.5%)と、好成績を残した。
そして、『羽鳥慎一モーニングショー』は、10月クール平均9.2%で、同時間帯民放トップ。『グッド!モーニング』7時台では、自己最高タイとなる7時台平均9.8%となった。『羽鳥慎一モーニングショー』は、年間平均でも前年比1.1ポイント上昇して9.1%となり、2年連続民放トップとなっている。
視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。