以前は内勤社員の特権と考えられていたオフィスサンダル。最近は、デザイン性に優れた製品もあり、外回りの営業マンも帰社後に履き替えることも珍しくないようです。
ただ、会社として禁止している企業もあるとも聞きます。実際はどうなんでしょうか。
そこで今回は、マイナビニュース会員にオフィスサンダルの実態をアンケートで聞いてみました。
オフィスサンダルは当たり前?
まずは「オフィスサンダルの利用は『アリ』『ナシ』」を尋ねました。
※調査期間:11月27日~12月12日、マイナビニュース会員の男女2,311人対象
回答者の8割近くが、オフィスサンダルの利用について「アリ」と回答しています。
終日同じ靴を履き続けるのは大変。仕事のつらさを解消することは難しいですが、せめて足だけでも! という思いもあるのかもしれませんね。
では実際の利用に関してはどうでしょう。
全体の5割を超える方が実際に利用しています。「社内履きはOK!」という声の多さに比較すると、少ないかもしれません。
クロックスタイプが強い
今度は実際にどんな形のオフィスサンダルを利用しているのか聞いてみました。
いわゆるクロックスタイプと、サンダルタイプが2強です。
意外とスニーカータイプも多いようです。その他のコメントとして、女性で多くあがったのは「ナースサンダルみたいな型」(35歳/女性/事務関連)でした。
また「大き目の革靴をゆるく履く」(52歳/男性/IT関連技術職)や、「スポーツサンダル」(46歳/男性/事務関連)「ビーチサンダル」(34歳/男性/技能工)というコメントもあります。
仕事上の理由なのか「静電気対策のサンダル」(51歳/男性/メカトロ関連技術職)、「オペラシューズ」(31歳/女性/宝飾品事務)という、こだわりある方もいました。
反対派の意見は?
ところで、「男性社員の社内履き」に対して反対の声はあるのでしょうか。別のアンケートで、社内履き(サンダル、スリッパ)を許せるか女性読者に尋ねました。
※調査期間:12月14日~20日、女性のマイナビニュース会員456人対象
やはり多くの方は社内履きについて、理解をもつようです。そのなかで、少数派となりますが、反対派の方の理由をみてみました。
もっとも多かったのは「会社なのにみっともない」(40歳/営業関連)と「歩くとペタペタして嫌」(45歳/事務関連)でした。
また「スーツに合わない、不自然」(44歳/専門サービス)「デザインがダサい」(24歳/公共サービス関連)「可愛くない」(29歳/専業主婦)「会社の品位を損ねる気がする」(44歳/事務関連)というコメントもありました。
以上、社内履きに関する読者のアンケート結果でした。全般的に、社内履きは受け入れられてる様子ですが、気になる方もまだいるようです。
会社は多くの職種や考えの人が集まる組織です。自分と異なる意見も理解・尊重して、快適なオフィスワークを実現したいですね。今回の結果を参考にしてみてください。