報道番組やバラエティ番組などさまざまなジャンルの番組に出演し、2018年は声優に初挑戦するなど、幅広い活躍を見せているホラン千秋(30)。2017年4月よりTBSの報道番組『Nスタ』(毎週月~金曜15:49~※地域により異なる)のキャスターに就任し、すっかり“夕方の顔”に。もともと定評のあるコメント力や頭の回転の速さを存分に発揮している。

このたび、ホランが進行を務めるCBC・TBS系バラエティ特番『健民+県民~No.1 健康県に学べ!~』(2019年1月2日8:00~9:00、全国28局ネット)の収録後に本人にインタビュー。県民性を楽しみながら健康の秘訣を学ぶ同番組にちなんで、健康や美の秘訣、さらにファッションやメイクについて話を聞いた。

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    ホラン千秋 撮影:蔦野裕

■健康と美の秘訣

――健康のために心がけていることを教えてください。

「風邪になるかも」、「病気になるかも」と気にしすぎてもストレスになるので、まずは「私は風邪を引かない」と思うところから始めます。あとは無理なくできる範囲で、健康にいいかもっていうのを一つ一つ増やしていくようにしていますね。例えば、甘酢漬けを作って食べたり、寝る時間と起きる時間が日々大きく変わらないように規則正しい生活をしたり。本当に基本的なことなんですけど、負担にならないくらいの心がけじゃないと続かない性格なので。

――変わらない美の秘訣も教えてください。

いえいえ、そんな! ただ、スキンケアは昔から好きなので、クレンジングと保湿はしっかりやっています。また、2018年の秋口から、顔のスチーマーを買って保湿をするようになりました。高いエステに行くより、日々のケアや睡眠をしっかりとるなど小さな積み重ねのほうが最終的には健康や美容に結びつくのかなと感じています。

――スチーマーを始めたきっかけは?

メイクさんがよくスチーマーを使っているのでやってみようかなと思って買いました。最初は自分の日常にない習慣だったので、夜スチーマーを使うのがちょっと面倒だなと思ったんです。でも女性のマネージャーさんとかも「私も買いました!」って一緒にやってくれるようになって、みんなで「いいよね」って楽しみながらやれるようになりました。

――変化は感じてますか?

スチーマーをやって、そのあと保湿すると違うと思います! 1日10分~15分くらいなんですけど、変化を感じています。

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■メイク&ファッションはシンプルに

――仕事のときのメイクやファッションで意識していることはありますか?

私はメイクもファッションも、シンプルだったり清潔感のあるスタイルだったり、盛りすぎないようにしています。面倒くさがりっていうのもあるんですけど(笑)。シンプルで、でも手抜きしている風に見えない髪型やメイクを心がけています。

――プライベートもシンプルな感じですか?

プライベートはよりシンプルです。ファンデーションもコンシーラーと粉だけとか、アイラインしか引かないとか。肌も休ませた方がいいと思うので、休みの日はできるだけミニマムなメイクでいられるようにしています。その分スキンケアはしっかり。そうするとメイクが少なくてもツヤがちゃんと出て、大事なのは基本なんだなってメイクさんから教わって知りました。

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■転機となったショートヘア

――ホランさんといえばショートヘアですが、2011年に放送されたドラマ『陽はまた昇る』(テレビ朝日)がきっかけでショートにされたそうですね。

そうなんです。警察学校に通う訓練生の役だったので、「短くしてください」と言われて「はい」って。

――大きな転機になりましたか?

結果的に振り返ってみれば、ちょうど自分のイメージや求められる仕事にショートカットがたまたまハマったのかなと。自分の気持ち的にはそんなに変化はないんですけど、周り方が私に対して抱くイメージと一致した瞬間だったのだと思います。

――身近な人たちの反応はどうでしたか?

大学を卒業して同級生たちもみんな働いてキラキラしていて、その中で私は仕事があまりない時期だったので、「髪切ったのー!」ってウキウキもしていられず、積極的に反応は聞かなかったです(笑)。ただ、切る前がすごく長かったので、大学の友達とかはびっくりしていました。

――ご自身は違和感なかったですか?

高校生のときに一度短くしていたこともあって違和感はなかったですし、今ではもうショートのほうが自分らしいなって思います。ショートの中でも長めにしてみたり、短くしてみたり変化をつけているんですけど、マネージャーさんとかと話していても「やっぱり短いのだよね」「そう思います」となるので、やはり短いのが私の定番のスタイルなのかなと。

――ホランさん流のショートの楽しみ方はありますか?

最近ちょっと伸ばしていて、メイクさんが頑張ってピンで止めたり、ゴムで結ってくれたりすると感動します! これくらいの短さでもアレンジが楽しめるんだなと思って。自分でもできるテクニックを教わってプライベートでも実践していて楽しいです。

――今後はもう伸ばさないですか?

どうでしょう…!? 伸ばしても肩くらいじゃないでしょうか。ドライヤーで乾かすのが楽な長さまで(笑)。伸ばしている自分はぜんぜん想像できないです。また仕事で「伸ばして」と言われれば伸ばす日が来るかもしれないですね(笑)。人に言われた方が切るのも伸ばすのも潔くいけると思います。

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■プロフィール
ホラン千秋
1988年9月28日生まれ、東京都出身。2005年にスーパー戦隊シリーズ『魔法戦隊マジレンジャー』で女優デビューし、ドラマや映画に出演。近年は、トーク力を生かしてバラエティ番組で存在感を発揮し、2012年に『NEWS ZERO』(日本テレビ)のキャスターを担当するなど報道番組にも出演。現在はキャスターを務める『Nスタ』(TBS)や水曜レギュラーの『バイキング』(フジテレビ)などに出演し、劇場版『若おかみは小学生!』(2018年)で声優にも初挑戦するなど、幅広く活躍している。