伊豆急行はこのほど、100系103号車が2019年7月をもって引退すると発表した。引退に先立ち、来年1月以降に記念イベントを複数回実施する。

  • 伊豆急行100系103号車

100系103号車は、1961(昭和36)年の伊豆急行線開業時から2002年まで活躍した車両。2011年の開業50周年記念事業の一環で現役に復活したが、「安全に対する設備の更新が困難となった」(伊豆急行)ことを理由に、引退が決まった。

引退前の記念イベント第1弾として、1月31日から2月4日までの5日間、最後の団体貸切運転を実施。2月3日は午前の1回、その他の日は午前・午後の2回、事前申込みを行った団体専用の貸切列車として、伊豆急下田~片瀬白田間を往復運転する。

貸切は8名から最大56名まで可能で、料金は10万3,000円(運賃・乗車記念品を含む)。人数が変わっても料金は変わらない。別途、有料で車内イベントやオリジナルヘッドマークの掲出なども可能。希望する団体は、1月7日15時に伊豆急行ウェブサイトに設置される応募フォームから申し込む必要があり、応募者多数の場合は抽選となる。