アクトインディは12月27日、「テレビ視聴に関するアンケート」の結果を発表した。調査は11月5日~12月3日、12歳以下の子どもを持つ保護者755名(男性2割、女性8割)を対象に、同社運営のお出かけ情報サイト「いこーよ」上で行われた。
子どもが平日と休日に、リアルタイムと録画それぞれでどのくらいの時間テレビを見るかを尋ねたところ、リアルタイムで見る時間の平均は平日76分、休日115分という結果に。
録画の場合では、全く見ない(0分)という割合が平日41%、休日33%と多く、その平均時間は平日で36分、休日で49分だった。
リアルタイムと録画を合わせた時間は、平日では112分(2時間弱)、休日では164分(3時間弱)となった。
次に、保護者のテレビ視聴時間を調べたところ、平日リアルタイムで見る時間は平均107分、休日では124分と子どもの視聴時間より長いことが明らかに。録画の場合でも10分程度子どもより長く、合計すると、大人は平日156分(2時間半程度)、休日182分(3時間)となった。
この結果を、子どもがいない人も含めた結果(総務省調べ)から「いこーよ」ユーザーのボリュームゾーンである30代男女の視聴時間を比較すると、一般の30代男女に比べて、平日と休日、リアルタイムと録画に関わらず、保護者の方が視聴時間が短いことが明らかに。
特に録画では保護者の視聴時間が一般30代男女と比べて70分以上短く、12歳以下の子どもがいる保護者は録画をしたとしてもテレビを見る時間があまり取れないということが伺える結果となった。
最後に、年末年始に家族で習慣的に見るテレビ番組があるかどうかを聞いたところ、61%が「ある」回答。その番組名を自由回答であげてもらったところ、「紅白歌合戦」(30%)が1位となり、2位は僅差で「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない」(28%)がランクイン。以下、3位「ジャニーズカウントダウン」、4位「大みそかだよ! ドラえもん1時間スペシャル」、5位「箱根駅伝」となり、中には、「『紅白』と『笑ってはいけない』を交互にザッピングする」という人も複数人いた。