『映画刀剣乱舞』 (1月18日公開)の完成披露上映会が27日に都内で行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、定本楓馬、椎名鯛造、廣瀬智紀、耶雲哉治監督が登場した。

  • 左から廣瀬智紀、定本楓馬、和田雅成、荒牧慶彦、鈴木拡樹、北村諒、岩永洋昭、椎名鯛造、耶雲哉治監督

同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を実写映画化。鈴木拡樹(三日月宗近役)、荒牧慶彦(山姥切国広役)、北村諒(薬研藤四郎役)、和田雅成(へし切長谷部役)、岩永洋昭(日本号役)、定本楓馬(骨喰藤四郎役)、椎名鯛造(不動行光役)、廣瀬智紀(鶯丸役)と、舞台を中心に活躍するキャストが勢ぞろいする。

今回はそれぞれ、役をイメージしたタキシードで登場し、レッドカーペットを歩いた。和田から「マッキーの色が気になってる! 一人だけ紅白」と、真っ白なタキシードをいじられる荒牧や、北村のそばに行き、「藤四郎兄弟で、一緒なんです」と明かす定本など、さまざまに着こなしていた。

鈴木は「いろんな展開をしてたので、改めて、まだ映画をやってなかったか、と思うくらい」と驚きを表す。「今まではセットの中の世界で、僕たちも背景とかを想像していた。今回は360度広がってので、いろんなことを体感したよね。砂利道が戦いにくいなとか、砂がすごい! みたいなことが」と、外での撮影についての実感を明かした。

撮影についてのエピソードを聞かれると、岩永は「初日で、槍を降りました」と苦笑。北村は「短パンがね……」と苦労を振り返り、同じく衣装が短パンの椎名も「僕が一番最初の被害者。血を吸う虫がいっぱいいて」と、ブヨに詳しくなった様子。一人でイチゴ狩りに行ったという廣瀬は「役作り、役作り」と言い訳し、周囲のキャストから総ツッコミを受けていた。

さらに和田は「なんせ、僕たちお腹すくじゃないですか。拡樹さんがずっとお菓子を持ち歩いてくれる」、荒牧も「ずっとホッカイロを持ち歩いて配ってくれてる」と座長の鈴木に感謝。鈴木は「もう、後の方は"お菓子配るおじさん"って自分でもネタにしてました」と、和気藹々とした様子を見せた。

最後に鈴木は「ドローンがたくさん使っております。実は本当に最後の最後のシーンで、弓でドローンを射抜いてしまいました。"大ヒット"しております」と暴露。驚く客席に「そんな願掛けがあったので、大ヒットさせたいですし、失ったドローンを取り返すために頑張りたいと思います」と誓う。耶雲監督も「みなさんの熱で鍛えていただいて。"刀剣乱舞"という刀剣を、最高なものにしていきたい」と、ファンへの熱いメッセージを送った。