JR貨物と京都鉄道博物館は27日、伯備線などで運行するJR貨物の直流電気機関車EF64形およびコンテナ車などを館内車両工場エリアにて特別に展示すると発表した。
展示する機関車については、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)の影響で不通となった山陽本線の代替として、伯備線・山陰本線などを経由しての迂回運転に使用された機関車を予定していた。しかし運用上の都合により、形式・塗装は同じだが迂回運転時は他線区で運用していた機関車(EF64形1024号機)に変更して展示する。
迂回運転時に運用していた機関車ではないものの、伯備線などを走行した迂回貨物列車のイメージをヘッドマークやラッピングで再現した展示となる。同時に、JR貨物汎用コンテナの新旧比較展示として、コキ104形式・コキ107形式コンテナ車各1両と各種コンテナも展示する。
展示期間は2019年1月19~27日。初日(1月19日)の10時30分頃から、京都鉄道博物館への入線シーンの公開も決定した。1月19・20日の2日間、こども制服(JR貨物)での記念撮影会や機関車運転台の公開も予定されている。