日本テレビ系ドラマ『家売るオンナの逆襲』(来年1月9日スタート、毎週水曜22:00～ ※初回10分拡大)では、北川景子演じる三軒家万智らドラマのキャラクターとグループで会話ができるAI会話サービス「AI家売るオンナ」の提供を、27日から開始した。

  • 画面イメージ＝日本テレビ提供

これは、ドラマ公式LINEアカウントでユーザーが会話を始めると、三軒家のほか、彼女の夫で上司の屋代大(仲村トオル)、同僚の庭野聖司(工藤阿須加)、足立聡(千葉雄大)のAI キャラクターが返答するというもの。4人のAIキャラクターは、ドラマ各回の内容や、ユーザーとの応答履歴などを学習し、ユーザーの投稿に対して雑談やドラマの設定に沿ったを返答する。

さらに、1つの投稿に個々で応答するのではなく、キャラクターごとに直前の会話の文脈を踏まえて返答するため、ユーザーは複数人のAIキャラクターとの自然な会話を楽しむことができるという仕組み。また、会話の数や特定のキャラクターを呼びかけたりすることで、各キャラクターとの親密度が変わり、話す内容やキャラクターの出現率が変わる。

テレビドラマと連動した複数のAIキャラクターと会話できるチャットサービスは、放送業界では初の試みだという。