ゼネラルリサーチは12月26日、「アルコールハラスメントに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2018年12月6~7日、有効回答は20~60代の個人1,308人。
アルハラ(アルコールハラスメント)とはどのようなことだと思うか質問すると、「お酒の強要」が87.0%で最多。次いで「酔って絡むこと」が60.8%、「一気飲み・早食い」が54.5%となった。
アルハラを受けた経験がある人は18.1%で、「お酒の強要」をアルハラとするのであれば、4割近い39.7%がアルハラを受けたことがあることが判明。一方、アルハラをした自覚のある人は10.8%にとどまり、両者の間に大きな乖離がみられた。同調査では「アルハラをする側は無自覚のうちにハラスメント行為に及んでいる」と推測している。
アルハラが行われた場は、「会社での飲み会」が圧倒的に多く80.2%。以下、「大学のクラブやサークル活動内」が26.9%、「友人との飲み会」が22.4%と続いた。
アルハラを受けた際、はっきり断れないという人は半数以上の52.8%。理由としては、「上司や先輩からの強要は断れない」が60.7%、「空気が読めないなど自分の立場を気にして」が49.7%、「周囲も飲むため断れない」が29.2%の順となった。
アルハラに至った背景を尋ねると、「酔った勢いでのこと」が68.6%で最多。次いで「場を盛り上げるための一気飲み」が47.7%、「お酒を飲んで気が大きくなったから」が25.7%となった。