日本コカ・コーラは12月25日、車いすテニス女子シングルスで世界ランキング2位の上地結衣選手と、2018アジアパラ大会で優勝した走り幅跳びの中西麻耶選手と、パートナーシップ契約を結ぶことに合意したと発表した。

  • 上地結衣選手

    上地結衣選手

上地選手はダブルスのグランドスラム制覇最年少記録を持ち、ロンドン2012パラリンピックとリオ2016パラリンピックにも出場経験を持っている。東京2020パラリンピックにも、日本人選手第一号として出場が確定している。

中西選手は北京2008パラリンピックから3大会連続で出場している走り幅跳びの選手。パラ走り幅跳びでアジア記録を保持しており、2018年10月に開催されたジャカルタ・アジアパラ大会では金メダルを獲得した。東京2020パラリンピックでの活躍も期待されている。

  • 中西麻耶選手

    中西麻耶選手

両選手とも、日本コカ・コーラが東京2020パラリンピックゴールドパートナーとなって、初めてのパラリンピアン契約になる。今後、同社は東京2020パラリンピックに向けて両選手を全面的にサポートしていくとのこと。

今回のパートナーシップ契約決定を受けて、上地選手は「私は、どんなときも常に笑顔でいることを心がけて車いすテニスをプレーしています。日本コカ・コーラからのサポートで、さらに楽しく笑顔で試合に臨むことができると思います。東京2020パラリンピックでは皆様の期待に沿って金メダルを獲れるよう頑張ります」とコメントした。

中西選手は、「日本コカ・コーラの支援もあり、今まで以上に多くの経験や知識をお持ちの方に出会える機会が増え、自分のパフォーマンスが向上していると感じます。この勢いで、東京2020パラリンピックで6mのジャンプを跳べるよう頑張ります」と抱負を語った。