毎年、年末年始になるとニュースでも大きく報道される、帰省ラッシュの大渋滞。誰もが回避したいものですが、とくに子連れで長距離移動する人にとってはトイレ問題など気がかりなことが多いですよね。

そこで今回は、子どもを乗せて車で長距離移動(100km以上の距離)をしたことがあるマイナビニュース会員252名に、渋滞を乗り切るコツについてアンケートを実施しました。

  • 子どもを乗せて車で長距離移動! トイレ以外にも予期せぬトラブルが……

    先輩パパママに聞く、車での子連れ帰省のコツは?

トイレ以外のトラブルも

まずは、「お子様を連れて車で長距離移動をした時、ハプニングや困ったことが起こった経験はありますか?」という質問。「はい」と答えた人は、59.5%でした。

具体的な内容を見てみましょう。

「やはり突然のトイレです。車内でうんちを漏らされた時はとてもたいへんでした」(47歳、埼玉県、女性)
「子どもが車酔いしてしまい、吐き気が止まらずに困った」(47歳、東京都、男性)
「渋滞で、チャイルドシートにじっとしているのが嫌でグズった」(47歳、東京都、女性)
「地方に行った時のトイレ探しにすごく困りました、コンビニがなかなかない!」(38歳、埼玉県、女性)
「車の故障」(49歳、滋賀県、男性)
「子どもが窓を開けたため、出していた千円札が飛んでいった」(44歳、福岡県、男性)
「サービスエリアで食事中に子どもが寝てしまい靴を脱がせたが、気付かなくてそのまま靴を忘れて家まで帰ってしまった」(38歳、神奈川県、男性)
「サービスエリアにちょこちょこ止まるのはいいが、時間がたびたびかかって目的地の到着が遅くなった」(48歳、熊本県、男性)
「ガス欠」(49歳、東京都、男性)
「オーバーヒート状態になり、トイレも行けず困った」(45歳、埼玉県、男性)

やはり、トイレや車酔いにまつわる回答が圧倒的に多かったです。一方、ガス欠や故障などのトラブルも。寒いこの時期、故障で外に放り出されるのは本当につらいですから、車のメンテナンスはしっかりと行っておきましょう。

どんな対策をしている?

「お子様を乗せて車で長距離移動をする時に工夫していることなどはありますか?」という質問に対しては71.8%が「はい」と回答。

「飲み物がこぼれないように子どもでも使えるドリンクホルダーの設置」(47歳、埼玉県、女性)
「子どもが車の中で眠ることができるように、枕とタオルケットを用意しておく」(47歳、東京都、男性)
「子どもに見せて持っていく分とは別で内緒でお菓子を持っていく」(42歳、静岡県、男性)
「携帯トイレとなるべく夢中になるものを持っていく」(45歳、静岡県、女性)
「快適に寝られるように、シートをフラットにした時の凸凹を埋めるものを自作した」(43歳、京都府、男性)
「パジャマに着替えさせる」(45歳、奈良県、男性)
「こまめな休憩と早朝出発」(41歳、岐阜県、女性)

渋滞にはまってしまった時のための携帯トイレ、着替え、オムツなどの用意はもちろん、子どもを飽きさせないためにおもちゃやお菓子を小出しにするという人もいました。また、車内で少しでも長く眠れるように、枕や毛布などもあると便利ですね。

渋滞予想を避けたとしても、事故などで突然の渋滞に巻き込まれしまうこともあります。念には念を入れて、携帯トイレなどは車内に常備しておいたほうがよさそうです。また、初めから「予定は狂うもの」と考え、心にも時間にも余裕を持った安全運転を心がけましょう。