お笑いタレントの明石家さんまが、2019年1月11日に放送されるTBS系トーク番組『A-Studio』(毎週金曜23:00~、1月11日は23:15~)に、放送500回の節目を記念するゲストとして出演。旧知の仲であるMCの笑福亭鶴瓶とトークを繰り広げる。
鶴瓶をMCに迎え、2009年4月10日に始まった『A-Studio』。鶴瓶自らが事前に家族、友人、知人など、ゲストをよく知る関係者のところへ足を運んでインタビュー取材を敢行し、取材の模様を収めた写真とそこで得たゲストの人物情報を元に、スタジオで台本なしのトークを展開していくという従来のトーク番組とは異なるスタイルを確立した。ほかでは見られないゲストの素顔が垣間見えると人気だ。
番組は今年4月から放送10年目に突入。1年ごとに交代してきたサブMCの10代目は女優とし活躍中の川栄李奈が務めており、鶴瓶とのコンビで好評を得ている。今年4月、放送10年目に入った際の記者会見では「この10年間で、自分たちの番組作りが認知され、今ではこの番組に出たいと思われる方が沢山おられることがうれしい。周囲の人が“番組を見てるよ”と声を掛けてくれることも増えまして、これからもますます頑張りたい」と語った鶴瓶だったが、1月11日に500回目の放送を迎える。
そんな記念すべき500回放送のゲストに、番組初登場となる明石家さんまが決定。旧知の仲である鶴瓶とさんま。実はそれぞれの師匠である六代目笑福亭松鶴と笑福亭松之助が、五代目笑福亭松鶴を師匠とする兄弟弟子という間柄でもある。
奇しくも番組開始の際の会見で鶴瓶は「放送を重ねていったら、ひょっとすると事前取材を全然しないゲストも、この先おるかもしれませんね。私生活とかみんな知ってる人がゲストで来たらね。例えば来るかどうかわからないですけど、勘三郎(故・十八代目中村勘三郎)やさんまとかね。よう知ってますやんか」と話していた。
鶴瓶同様、超一流MCとしていくつもの番組をこなしているさんまが、一筋縄ではいかないことは必至。そしていよいよ迎えた本番収録。セットの登場口から現れるや否や、さんまは「鶴瓶兄さん、IMALUがアシスタントになった時、娘がお世話になるんで楽屋に挨拶に行ったら、『お前は絶対にゲストには呼ばへん』ってゆうてましたがな!」といきなり先制攻撃する。席に着く前の段階にもかかわらず、エンジン全開で畳みかけるようにしゃべり始めるさんまに、鶴瓶も番組ホストのプライドでひるむことなくトークをぶつけていく。
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