現在、長女8才、長男5才。
言葉は通じる、ひとりでお着替えできる、ノーサポートでトイレもできる、お風呂も子どもたちだけで入る、日曜の朝、スーパーまで卵を買いに行ってくれたりもする。もちろんまだまだ幼いところはありますが、ふたりとも、どこからどうみてももう「赤ちゃん」ではありません。手がかからなくなったぶん、自分だけの時間が増えたり、友達感覚で娘とお出かけが楽しめるようにもなりました。それはとっても嬉しいことですが、昔の写真を見たりすると、「ああ、もう家に赤ちゃんはいないのか……」と切なく寂しくなることも多々。
わたしが子育ての先輩ママたちに何度も言われたのが、「2才までの間に、なるべくたくさん動画を撮っておくといいよ!中学生くらいで反抗期になったときの心の支えになるから……」というアドバイス。わたし、そこまで動画撮ってないけど、大丈夫かしら……というか、赤ちゃん時代の動画に支えられて乗り切る反抗期時代って、どんだけ……?と、また別の不安も心をよぎるほど、彼女たちの顔は真剣です。
何才になろうが、大人になろうが、我が子のかわいさは変わらないものだとわたしは信じていますが、とにかく、先輩ママが口を揃えてそう言うくらい、赤ちゃん時代というのは特にスペシャルな時間なのだということなのかもしれません。
さて、そんなスペシャルな赤ちゃん時代を、神様のはからいでもう一度やり直せるとしたら……?うーん、一日だけならぜひ戻りたい、赤ちゃん時代の我が子をもう一度この腕に抱いてみたい……という気もすると同時に、あの大変だった妊娠期や眠れなかった新生児子育て期を思い出すと、体力的にも精神的にも、いまの自分にもう一度は無理かも……というのが正直な気持ち。それに、不器用ながらも、一応自分なりにじゅうぶんここまでやり切った!という、不思議な満足感や達成感もあったりするのです。
それでも、思い出して見ると、やっぱり反省点はあるもの。超限定的に妊娠〜出産期をやり直せると仮定するなら、今度はここをこうしたい!というトピックがわたしにはあるのです。これから初めての出産を迎える方は、ぜひ聞いていただきたい。