秋ドラマが最終回を迎え、2018年も残りわずかだが、年明けからは冬の連続ドラマが続々とスタートする。では、放送開始前の段階で、視聴者はどのドラマを見たいと思っているのか。マイナビニュース会員4,161人に、冬の民放連続ドラマの中で「最も期待する作品」をアンケート調査したところ、北川景子主演の『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)が、ダントツの1位となった。
2019民放冬ドラマ期待度ランキング
『家売るオンナの逆襲』(1月9日スタート、毎週水曜22:00~)は、北川演じる伝説の不動産屋・三軒家万智が、ある時はハートフルに、ある時はショッキングに家を売りまくっていくストーリー。16年7月期に放送された『家売るオンナ』の続編で、得票数は2位に約2倍の差をつける668票に達し、唯一得票率を2ケタに乗せた。
自由記述による期待の理由を見ると、「前の家売る女がとても面白かったので期待している」(41歳女性)という実績への信頼や、「北川景子さんのファンだから是非観てみたい」(66歳男性)という主演女優を応援する声が大半を占め、「北川景子さんの無表情な強烈な印象のキャラクターが物語を面白くしてくれそうだから。脇を固める俳優にも期待したいです」(51歳男性)と、より具体的にポイントをあげる視聴者も見られた。
2位は、沢村一樹主演のテレビ朝日系『刑事ゼロ』(1月10日スタート、毎週木曜20:00~)。新たに立ち上がる刑事ドラマだが、「刑事モノが好きだから」(48歳男性)というジャンルへの支持や、「沢村一樹が好きなので」(50歳男性)という主演俳優への期待に加え、「テレビ朝日の刑事ドラマはハズレが少ないから」(37歳男性)、「テレ朝の刑事ドラマは当たりが多いので」(42歳男性)という局への信頼の声も目立った。
3位は、菅田将暉主演の日テレ系『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(1月6日スタート、毎週日曜22:30~ ※初回22:00~)。「菅田将暉さんが好きなので」(40歳女性)という意見が並ぶ中、ほとんどが「タイトルに興味を引かれた」(49歳男性)、「タイトル的に一番気になったから」(23歳女性)と、期待をそそるタイトルに関心を示して1票を投じている。
4位は、深田恭子主演のTBS系『初めて恋をした日に読む話』(1月15日スタート、毎週火曜22:00~)で、「深キョンが好き」(27歳男性)、「深キョンが見たいから」(33歳女性)と、男女問わず深田への期待の声が圧倒的。18年1月クールの期待度調査で、『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)が2位になった際も、主演・深田への支持の声がほとんどを占めていたが、あらためて彼女の人気が伺える。
そして5位は、常盤貴子主演のTBS系『グッドワイフ』(1月13日スタート、毎週日曜21:00~)。こちらには「常盤貴子が久々に出るから」(38歳女性)と、『Beautiful Life』(2000年)以来、19年ぶりに「日曜劇場」の主演を務める常盤への期待が続出したほか、「元の海外ドラマが好きなので」(49歳女性)と、原作ドラマファンの声も一定数見られた。
なお、7位の夏菜主演『人生が楽しくなる幸せの法則』(読売テレビ・日本テレビ系/1月10日スタート、毎週木曜23:59~)は、このアンケート調査期間の最終日である21日夕方に、『ちょうどいいブスのススメ』からタイトルを変更。自由記述では「面白いタイトルだから興味をそそられる」(42歳男性)、「そのタイトルで早速炎上しているようだが、ユニークなタイトルのドラマは気になる」(29歳男性)という意見が相次いだが、この改題はどのように影響するのか…。
調査期間: 2018年12月7日~21日
調査対象: マイナビニュース会員
有効回答数: 4,161人
調査方法: インターネットログイン式アンケート