年内で芸能界を引退する歌手で俳優の滝沢秀明が、きょう24日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『有吉ゼミ 聖夜の特大4時間SP』(19:00~22:54)で、師匠・ヒロミとの最後のリフォームに挑む。
今回の舞台は、2人の地元である東京・八王子の「みどり幼児園」。築60年以上の古い木造の平屋で、至る場所にガタがきていたが、リフォームの予算などなく、自分たちで補修を重ねて来たという。しかし、それにも限界が来たということで、広さ約40畳というこれまでの最大面積のリフォームに、2人が7日間にわたって挑むことになった。
滝沢が来るやいなや、ヒロミは「お前は世間を騒がせるんじゃないよ! 全くしょうがねぇやつだな! まぁいいや! お前はこれを作って今年いっぱいで芸能界を引退だな」と話しかけ、滝沢は「今後は後輩たちのプロデュースをメインにやっていきます」と返答。すると、ヒロミが「言っておくけど、リフォームって裏方仕事だからな!」と話すと、滝沢も「そうなんですよね!(笑)」と息ぴったりだ。
まずは、園舎のリフォームを前に決意表明。滝沢が「本日もよろしくお願いします。子供たちの笑顔を作るために、八王子リホームの愛をテーマに頑張りたいと思います! そして最後は最高の棟梁の涙を見れるように」と宣言すると、ヒロミは「なんで俺なんだよ!お前が泣けよ!」とツッコミを入れる。
滝沢とヒロミの出会いは、23年前のテレビ番組。そこで、MCの極意を学び、芸能界のイロハも教わってきたといい、3年前に八王子リホームへ弟子入りした。それまで大工仕事などしたことがなかったトップアイドルに待っていたのは、過酷な下積みの日々。最初のうちは工具も一切使わせてもらえず、ヒロミのサポートに徹するも、ヒロミ流の体当たり指導で、徐々にものづくりの楽しさを覚えていったという。
それから約3年。師弟のコンビネーションは格段に上がり、7日間のリフォームは過酷を極めながら、作業中にもこれからの滝沢への最後の想いが、ヒロミから込められる。壁紙で隠れてしまい、一見何を張っても分からない部分も一切妥協せず、1枚1枚丁寧に作業していく。
滝沢が「この上にもう!枚壁紙を張る?」と尋ねると、ヒロミは「そう!2回張らなきゃいけない!」。滝沢が「見えなくなりますもんね」と確認すると、ヒロミは「見えないんですよ!いいですか? 見えないところをやるんですよ!」「誰にも褒められないところをやるんですよ!」「家作るのもアイドル作るのも一緒だよ!」と持論を展開し、滝沢が「一緒ですか?」と言うと、「一緒だよ! 愛だよ!愛!」と、八王子リホームのモットー「愛」を滝沢に叩き込んでいく。
そして、滝沢渾身のオリジナル紙芝居劇場や、子どもが楽しめる天井遊具など、愛があふれる遊び場がどんどん出来上がり、子どもたちが喜ぶ園舎が完成する。
こうして、3年間、八王子リホームを支えてくれた滝沢ともいよいよお別れ。最後に語られる棟梁・ヒロミへの出会いからの23年間の弟子・滝沢の想いとは…。