JR九州は2021年春の開業に向けて建設計画を進めている商業施設・ホテル・立体駐車場の複合施設「熊本駅ビル」に加え、オフィスの複合施設「熊本駅北ビル(仮称)」を開発すると発表した。

  • 「熊本駅北ビル(仮称)」イメージ

「熊本駅北ビル(仮称)」の当該用地は熊本駅白川口駅前広場に隣接している。駅ビルと相互ににぎわいを創出する商業施設と、恵まれた交通アクセスを生かしたオフィスの複合施設として、「熊本駅ビル」開業前の2020年冬に開業を予定している。

敷地面積3,800平方メートル、延床面積1万7,000平方メートルの地上12階建てで、1~3階を商業施設(3,500平方メートル)、4~12階をオフィス(1万平方メートル)に使用する。

  • 「熊本駅ビル」(写真左)と「熊本駅北ビル(仮称)」(同右)のイメージ。中央は熊本駅

熊本駅に直結した施設であり、新幹線などによる九州各都市や関西方面へ抜群のビジネスアクセスを有する点、通勤に便利な多様な交通手段(JR・市電・バスのほか、大型駐車場を隣接地に完備)を備えている点が特徴。1フロア最大300坪超のワイドなオフィス空間も魅力としている。「熊本駅北ビル(仮称)」は2019年夏から工事に着手し、「熊本駅ビル」開業前の2020年冬に開業を予定している。