乃木坂46の西野七瀬主演のテレビ東京系ドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018- 特別編』(2019年1月18日24:52〜)が放送されることが23日、明らかになった。
同作は、漫画家・桂正和の代表作で累計発行部数1,400万部を誇る『電影少女』をドラマ化し、2018年1月クールに放送された。原作漫画の25年後である2018年が舞台となる。原作の主人公・弄内洋太の甥である高校生・弄内翔(野村周平)が、叔父の家で見つけた1本のビデオテープを再生すると、封印されていた"ビデオガール・アイ"(西野)が飛び出し、3カ月間の共同生活が始まる。
今回は、数日後にテープの中に戻る運命のビデオガール・アイが、ルールに反し愛してしまった主人公・翔との別れを自分なりに受け入れるきっかけとなった、幻のエピソードを描くスピンオフを放送。乃木坂46を卒業する西野のために、関和亮監督をはじめ制作スタッフが再結集し、“卒業”とシンクロしたスペシャルエピソードが書き下ろされた。
西野は「アイちゃん特有のハイテンションなシーンは、懐かしいなって思って演じました。演じた時から約1年空いてしまったので、はじめはすぐまたアイちゃんを演じられるか 不安でしたが、2日間の撮影日数だったので、あっという間に終わってしまったという感じです」と振り返る。
今回は子役との共演となったが「今まで子役の子とあんまりお仕事をする機会がなかったし、男の子だったのでどう接していいんだろうと思いました。アイちゃんって"俺”っていうし、少年ぽさを大事にしているんですけど、男の子と一緒にやるとどうしてもお姉さんぽくなっちゃうので、そこが苦戦しました」と苦労を明かした。
周囲の反応について「ファンの人からは、『新たななぁちゃん(西野)が知れました』とか、『(ストーリーの中で)アイちゃんが消えちゃうっていうのが悲しいです』という声をいただきました」という一方、「家族とはあんまり仕事の話をしないし、自分からは聞かないので、どうだったんですかね(笑)」と語る。
さらに西野は「普段の自分とアイちゃんって性格とかテンションとか全然違うんですけど、アイちゃんを演じられたことによって、自分の中でのお芝居のふり幅が広がったのかなって思います。あと、こんなに可愛い衣裳と髪型って珍しくて、なかなか見ないじゃないですか! そんなアイちゃんを演じることができたのがすごく嬉しいです」と喜びを表した。
五箇公貴プロデューサー コメント
3カ月間の再生期間を終えるとビデオテープに戻らなくてはいけない運命にある少女、ビデオガール・アイとテープを再生した少年・翔とのピュアなラブストーリーを描いた『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-』。 今年1月クールにテレビ東京とAmazon Prime Videoで放送し、主人公の翔役、野村周平や天野アイ役、乃木坂46西野七瀬の 熱演が評判を呼び、深夜番組としては異例の大ヒットという結果を産み出しました。
そして先日、天野アイ役の西野七瀬が乃木坂46からの卒業を発表しました。
だから我々は、“最愛の人を遺して一人この世から消えてしまうという運命を、自分で考え受けいれていくビデオガール”という、ドラマでは描かれなかったエピソードを制作しました
関監督をはじめスタッフが1年ぶりに集結し、1年前と全く同じロケ場所でまるで同窓会のように和気あいあいと撮影は行われました。でも一つだけ違うのは西野さんが乃木坂を卒業すること。そんな彼女の演じた“最期の天野アイ”の笑顔には神々しさすら漂っていました。余命3か月のビデオガールを現役トップアイドルが演じるという、フィクションと現実のシンクロはついに到達点を迎えます。この瞬間はもう二度と見られません。西野七瀬の最高潮の輝きを是非その目に焼き付けてください。
(C)『電影少女 2018』製作委員会