オウケイウェイヴ総研はこのほど、「働き方改革」に関するアンケート結果を明らかにした。同調査は11月29日~12月4日、全国の20代~60代までの男女会社員533人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 現在の「働き方改革」への取り組みはどの程度ですか?

    現在の「働き方改革」への取り組みはどの程度ですか?

現在の「働き方改革」への取り組みはどの程度であるか尋ねたところ、39%は「積極的に取り組んでいる」「徐々に取り組んでいる」と回答した。一方、検討段階も除く「取り組みの予定はない」は29.6%だった。

「働き方改革」実現に必要だと思う要素について聞くと、「有給休暇の取得率向上」(49.2%)、「長時間労働の是正」(40%)、「従業員の生産性改善・向上」(37.3%)が上位を占めた。休暇の取得や労働時間といった労働時間に対する改善・是正を望む声に回答が集中している。

  • 「働き方改革」実現に必要だと思う要素はなんですか?

    「働き方改革」実現に必要だと思う要素はなんですか?

「働き方改革」を妨げていると思う要素は何か尋ねたところ、「人手不足」(34.7%)が最も多く、以下「上司の意識不足」(29.3%)、「無駄な会議」(28.9%)と続いた。IT・システムや人事・労務などの制度よりも、管理者の意識や会議の不効率さなど、マネジメントに関して問題意識を持っていることがわかった。

  • 「働き方改革」を妨げていると思う要素はなんですか?

    「働き方改革」を妨げていると思う要素はなんですか?