俳優の野村周平が主演した東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『結婚相手は抽選で』(10月6日~11月24日放送)が、ギャラクシー賞のテレビ部門11月度月間賞を受賞した。
垣谷美雨氏の同名小説が原作の同ドラマは、少子高齢化への歯止めがかからない中、日本政府が「抽選見合い結婚法」を制定するというストーリー。
同賞では「少子化対策の『抽選見合い結婚法』。3回断ったらテロ対策部隊行き。非現実的なフィルターを通し、ド直球な人間ドラマを描いた快作。ほぼ接点のない4人の短編連作のような始まりがやがてダイナミックな展開となる物語性を、野村周平ら出演者がまごころを結集して形にした。若者の葛藤と成長がきちんとあり、演じがいが伝わってくる」と評した。
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。11月度は他にも、『NNNドキュメント’18「薫ちゃんへ。 認知症の妻へ1975通のラブレター」』(南海放送、10月28日放送)、『ETV特集「佐藤さんとサンくん~難民と歩む あかつきの村~」』(NHK Eテレ、11月3日放送)、『NNNドキュメント’18「声が聞きたい~ゆれる個人情報の境界線~」』 (中京テレビ、11月25日放送)が受賞している。