東武鉄道はこのほど、鬼怒川線を走る「SL大樹」の運転ダイヤ変更を中心に、一部特急列車や日光線・鬼怒川線において2019年3月16日にダイヤ改正を実施すると発表した。
今回のダイヤ改正では、「SL大樹1号」を除く全列車(計5本)の運転時刻を10~30分程度繰り上げ、「SL大樹」をより利用しやすくする。
これにともない、運転時刻を繰り上げる「SL大樹6号」からの乗継ぎや特急列車の運転間隔の適正化を図るため、現行の特急「きぬ146号」の始発駅・運転時刻を見直し、東武日光駅始発の特急「けごん46号」に変更。現行の特急「きぬ133号」も行先を鬼怒川温泉駅から東武日光駅へと変更し、特急「けごん33号」とする。
会津・鬼怒川温泉方面からの特急アクセス改善も図り、会津田島駅16時37分発の普通列車の運転時刻を見直し、特急「けごん46号」と下今市駅で接続することで、会津・鬼怒川温泉方面からの特急列車への乗継ぎを改善する。これにより、当該時間帯の会津田島~浅草間の所要時間が大幅に短縮され、会津エリアでのスキー利用や尾瀬観光における利便性が向上するとのこと。
「SL大樹」および一部特急列車の運転ダイヤの変更にともない、日光線・鬼怒川線における一部普通列車の運転時刻等についても変更を実施する。