科学的根拠に基づいた英語習得法をマンガで解説した書籍が発売

恵学社は12月19日、書籍『マンガでわかる最速最短! 英語学習マップ』(税別1,000円)を全国の書店とセブンイレブンで発売する。

人間が母語以外の言語(第二言語)を習得するメカニズムやプロセスを解明する「第二言語習得研究」と呼ばれる研究があるという。研究は1960年代から大学や大学院で研究が始まり、現在も続いているが、その成果により効率的な英語学習法が明らかになってきたとのこと。

同書は、「受験で英語を勉強したのに、すっかり忘れてしまった」「勉強法があり過ぎて、何から始めたらいいのかわからない」などの英語学習における挫折パターンを紹介しながら、「第二言語習得研究」の知見をベースに科学的根拠に基づいた学習法を解説している。

同書には、職種やレベルが異なる2人のビジネスパーソン「ユウジ」と「マリコ」という人物と、英語のパーソナルトレーナー「水島奈緒」が登場。奈緒との出会いで、ユウジはこれまで手当たり次第に始めた学習法を徹底的に見直し、科学的理論に基づいた効果的なトレーニングで最速最短での英語力向上を目指す。

一方、マリコも奈緒の診断をもとに、科学的理論に基づいた「課題発見」と「それに対する最適なアプローチ」を繰り返す。一切の無駄を省くことで、最短で実践的な英語スキルの獲得を目指す。

同書では、マンガで2人の英語力向上のストーリーを紹介。後半では「第二言語習得研究」の知見をベースに、英語習得のプロセスを示した「英語力マップ」を掲載した。今の自分の学習フェーズが一目でわかるという。

英語力マップで現在地を特定したら、各フェーズに合わせた科学的トレーニングを行えばよいとのこと。「フェーズを一つクリアしたらまた次のフェーズへと進む」という工程を繰り返し、正しい順番と正しいアプローチを行えば英語力は伸びていくという。