ランスタッドは12月17日、「年末年始の挨拶まわりに関する調査」の結果を発表。調査は11月2日~6日、労働者意識調査「ランスタッド・ワークインサイト」によるWebアンケートで行われた。調査対象は、20歳~69歳の一般企業に勤務する正社員・契約社員および公務員・団体職員1,800名。

  • 年末年始の挨拶まわりで大変なこと

    年末年始の挨拶まわりで大変なこと

調査によると、年末年始の挨拶まわりが「必要」(大いに+やや)と感じている人の割合は22.1%。一方で、約2倍の42.6%が「不要」(あまり+全く)と感じているという。

そこで、挨拶まわりに「行く側」「受ける側」それぞれに、どのような点が大変なのか聞いたところ、挨拶に行く側は「他の業務に使える時間が限られてしまう」(27.5%)、「挨拶だけで済まず、時間が取られる」(19.9%)、「話題がない」(19.0%)が上位に。一方、受ける側の上位は、「対応に時間が取られてしまう」(32.0%)、「業務が圧迫されてしまう」(25.4%)、「話題がない」(15.8%)など。ともに「挨拶回りによって時間が取られてしまう」ことが最多となった。

  • 年末年始の挨拶に行く頻度と必要性への意識

    年末年始の挨拶に行く頻度と必要性への意識

実際に挨拶回りに行く頻度・受ける頻度を調べてみたところ、いずれも20代男性の割合が高く、若手に任せる傾向が読み取れた。

職種別では、「挨拶まわりに行く頻度」(41.0%)、「挨拶まわりは必要」(42.9%)ともに営業職の割合が突出して高く、年代別に見ると、20代が挨拶回りを最も重視するという結果に。実際に挨拶回りを行っている頻度の高い20代や営業職ほど、挨拶回りの必要性を感じていることが明らかとなった。