マイナビはこのほど、「ミドルシニア採用企業レポート」の結果を発表した。調査期間は9月28日~10月11日、調査対象は直近3年以内に中途採用の募集をしていた企業の中途採用担当者、有効回答は2,665社(うちミドルシニア採用企業1,820社)。
ミドルシニア採用理由は「豊富な経験」
直近3年間に中途採用した職種について年代別の採用状況を調べたところ、正社員を採用した実績がある年代は30代が最も高く74.4%。次は20代の57.8%で、40代も20代とほぼ同じ割合の52.6%を占めた。以下、50代が28.7%、60代以上が11.8%と続いた。
40代の正社員を採用した企業を従業員規模別にみると、規模が大きくなるほど割合が高くなり、300人以上の企業では58.0%に上った。
40代以上のミドルシニア層を採用した理由を聞くと、40代・50代・60代以上のすべての年代で「豊富な経験」(40代43.6%、50代44.6%、60代44.7%)がトップ。次いで2位に「年齢は関係ない」(40代33.8%、50代34.9%、60代32.7%)が入り、同調査では「企業側は年齢を問わず、各世代共通して経験豊富な労働力を求めている」と分析している。