俳優・鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』の最終回「敬天愛人」が16日に放送され、物語の舞台となる鹿児島地区では番組世帯平均視聴率30.0%を記録したことが17日、わかった(ビデオリサーチ調べ)。

  • 鈴木亮平

    『西郷どん』で主演を務めた鈴木亮平

鹿児島地区は平均30.2%(24週調査地区のため毎月第1月曜より2週、4月・10月の調査は第2月曜からの連続2週間の視聴率)で、最高は1月14日放送の第2話「立派なお侍」が記録した36.9%。北部九州地区でも全話平均17.2%、最高23.7%(2月11日放送の第6話「謎の漂流者」)、最終回18.0%と高い水準で推移した。

一方の関東地区は全話平均12.7%、最高15.5%(2月4日放送の第5話「相撲じゃ! 相撲じゃ!」)、最終回13.8%、関西地区は全話平均15.8%、最高19.8%(1月7日放送の第1話「薩摩のやっせんぼ」)、最終回は15.2%だった。

放送を終え、制作統括の櫻井賢氏は「『チーム西郷どん』を支えて下さったスタッフ・キャスト・関係者の皆さんに心より感謝いたします。そして、放送中視聴者の皆さんからいただいたご意見ご感想は、私どもにとって大きな糧になりました。何より地元鹿児島から届いた熱いエールにいつも勇気をいただきました。さまざまな困難はありましたが、鈴木亮平さんが全てを撮り終えたとき『生き切った』と清々しい笑顔で語ったことが、『チーム西郷どん』の全てです。皆様、一年のご愛顧、まっこてあいがとさげもした! ここらでよかろかい」とメッセージを寄せている。